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日記という名の短編エッセイたち

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取るに足らない日常の出来事、なんて思うのは本人だけかもしれませぬ。
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2024年10月の記事一覧

Happy Halloween Day 31

Happy Halloween! って実際に英語圏で使われている挨拶なのかな? 英語圏で暮らしている皆さんにぜひうかがいたい(コメント欄で教えて下さい)。 わたしは半世紀以上前にアメリカに住んでいた。しかし Happy Halloween と言った記憶があまりない。幼かったせいで挨拶言葉を知らなかったのか、それとも当時はそういう挨拶の仕方をあまりしなかったのか。 経験した1960年代のアメリカ東海岸の住宅街のハロウィンは、それなりに賑やかだけど町内会のイベントみたいな素朴

カフェが好きだ! Day 30

「カフェでまったり」が大好きだ。 趣味に「カフェめぐり」と書くくらいには。 カフェにはだいたいひとりで入る。 ひとり行動が圧倒的に多い人生なので必然的にそうなっちゃうのだけれど、人と一緒が苦手なわけではない。 初めての場所だと連れがいた方が入りやすい。けれどそうすると珈琲や紅茶の合間におしゃべりもしなくてはならず(それはそれで楽しい)、 「ポッカリと開いたひとりの時間と空間」 ではなくなる。 ひとりカフェと、連れカフェでは目的が違うのだ。 いろんなカフェがある。 木のぬ

旅したり、根を張ったりしながら暮らすこと

 「旅をするように暮らす」、「暮らすように旅をする」。こういうフレーズに憧れ続けて、もうずいぶんになります。 自分に向いていないかもしれない、と、うすうすは気づきつつ。  だって、ドロシーの言うとおり、わたしにとっては「おうちがいちばん」なんですもの。  上記のフレーズを実践している友だちがいます。実際に旅をしていたり、旅をするなら、現地の暮らしをなぞるように滞在してみたり。魅力あふれる人たちで、わたしは、もしかしたら、旅に憧れるという蓑を被って、彼女たちに憧れているのかも

感情が乏しい悩み Day 3

この毎日更新チャレンジを始めたのはもっと文章が上手くなりたいという動機……なんだけれど、その根っこにあるのは自分の感情をもっと豊かにしたい、という思いだ。 とにかく書こう、と始めたものの、3日目にして (それ、どうやったら??) と行き詰まりを感じている。 わたしは喜怒哀楽の幅が狭い。別の言い方をすると、感情の解像度が低い。 (と自分で思う) もっと若い頃はこんなんじゃなかったと思うのだけれど、いつの頃からか「すごーく有頂天になって喜ぶ」も、「悲しくてさめざめと泣く」こ