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韓国の餃子 マンドゥについて調べた話

こんばんは。餃子を日本各地で食べたい欲が増しています。きょん です。

先日書いた通り、前乗り含めて1日韓国へ遊びに行きました。
外のメニューに日本語が一緒に書いてあった中華料理屋を何店舗か見たのですが、
どれも訳がまちまちだったので、何故だろう?単なる訳す際の間違いかな?と疑問に思いました。

ということで今回は 韓国の餃子”マンドゥ”について少し迫ります。

マンドゥ(만두)とは漢字で表すと饅頭と書きます。
小麦粉の皮に、刻んだ肉やにら、キムチや大根、豆腐などの餡を包むという調理方法で、中身の差はあれど餃子とほとんど同じです。

蒸し器で作る日本の肉まん型、ひだをつけた半月状の餃子型、半月状にしてから両端を留めて円形にするなどの様々な形があります。わたしが食べたのは2回とも餃子型でした。

種類について
ジンマンドゥ(찐만두):蒸し饅頭
一般的にマンドゥというと蒸したver.のことを指します。
粉食店の定番で、クンマンドゥと同じく酢醤油を添えて食べるそうです。但し酢醤油には粉唐辛子を混ぜることが多いのだとか。
ちなみに粉食店(プンシクジョム)は、その字のごとく粉ものの料理を出すお店のことで、代表例はトッポッキがあります。他にも韓国にはたくさんあるそうです。
わたしが食べたのは2回とも蒸されていたので、ジンマンドゥだったということがわかりました。店名が把握できていない1軒目には確かにタレが添えられていました。

クンマンドゥ(군만두):焼き餃子
中国料理店や粉食店などの飲食店では多い油で揚げるver.と、屋台で出されることが多い日本風に油で焼くver.があります。
屋台で出されるものは冷凍ものがほとんどなんだとか。

ワンマンドゥ(왕만두):王饅頭
マンドゥと表記されるけれど、餃子というよりも肉まんの形に近いです。
ソウルに1日で1万個以上売れるという超人気店があるらしいです。
ちなみに カメゴル・イェンナル・ソンワンマンドゥというそうな。気になります。

マンドゥクッ(만두국):餃子スープ
マンドゥ入りのスープで、牛肉の出汁で取ることが多い一年間通じて食べられる大衆的な料理です。おめでたいイメージがあり、一部の地方では中国と同じように、お正月に食べる風習があります。
明洞餃子で食べたのは、ワンタンのような形のマンドゥが入っていたスープだったのですが、麺が入っていたのでカルグクスという料理になります。

ムルマンドゥ(물만두):水餃子
茹でる方法で、中華料理店でよく食べられます。鍋料理に仕立てたマンドゥチョゴルも一般的。

わたしが見つけた”餃子なら”と訳された看板は、単純に餃子ラーメンの間違いで、カルグクスのことを伝えたいのだろうなあとわかりました。笑

種類は日本の餃子と似ているけれど、味付けや具材、調理方法が少しずつ微妙に違っていて面白いです。表記がハングルなので難しく感じてしまっていることに気付くことができました。

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