新規が21ケミおそるおそる語っていい?③クオズ編
えっと、本当に語っていいの?(しつこい)
クオズ・・・って私が語らなくても、みんなが魅力を分かっているし、21ケミの中でも「エモさ」「尊い」の極み第一位だし、みんなが知っているエピ盛沢山だし、って語るの辞めようかとも思ったんです。これってヒョンラペンあるあるだと思うんだけど、「マンネラ語れない」問題。。。。
だけどやっぱり彼らのことも大好きで、「私はクオズのこんなところが好きだよ」って語ってもいいですか? ただし、今回はエピソードというより、「私にはこう見えているよ」の話です(だからどうか怒らないで――。強火クオズペンさんは引き返してー-)。
テテとジミン。常日頃思っていること
まずテテについて。
私がいつも感じるのは、テテは、「愛」の単位が人と違うんじゃないか?ってこと。例えると、みんなは「バスタブの愛」で満足できるけれど、テテは「プール一杯の愛」に包まれていないとだめなのかもしれない印象。だってあんなに愛されているのに「愛されているか不安だった」って言うじゃないですか。自分のセンイルを観に行くのも「愛を確かめたい」からだろうし、オンラインとオフラインの差も正直大きい気がします。だからこの2年半、つらかっただろうなぁ。LAコンでもソウルコンでも、恋焦がれていた恋人たちを見るように、ずっと客席を見ている様子がもう「絵画」でした。それに、テテのウェバースって不思議なんですよね。まるで、アミ1人1人が目の前にいるような距離感。まるで友達です。すごいです。
一方、ジミンは、「ありったけの愛を注ぐことのできる」子です。
常に誰かの涙(それは実際に泣いていなくても、心の涙でも)に敏感で、寄り添える優しい子。ハグして、声をかけ、涙をふいてくれる。客席の両親を見つけ号泣するユンギに寄り添い、喉の調子が悪いテテをじっと見守り、授賞式で泣くホビの涙に一番に気づき、心配性のナムの弱音を聞き・・・。感情表現も豊かで、なんのテレもなく、まっすぐに「あなたが大事だよ」「大好きだよ」「大丈夫?」と言葉、仕草、まなざしで表現できる、そんな「稀有」な人です。
ありったけの愛が必要なテテと、ありったけの愛を注ぐことのできるジミン。そんな2人が出会って同い年で同じグループのソウルメイトなんて・・・(語彙無くす)。
もちろん愛はジミン→テテへの一方的なものではありません。与える愛の量も桁違いで、感情をそのままダイレクトに表現できるテテの存在は、真面目でナイーブなジミンにとっても、絶大なパワーになっていると思います。なにかとテテのお世話をするジミンだけど、一番テテに甘えているんじゃないかな。とにかくいつもどこでも2人で楽しそうですよね(で、横でナムがキョトン、虚無ジュンになっていることもナムペン面白ポイント)。
ボンボヤのハワイ編とマルタ編
ボンボヤ2のテテからジミンへの手紙「ごめんね。いつももらってばかりで。一緒に泣いてくいれて。一緒に笑ってくれて。理解してくれて。足りない僕を好きでいてくれて」は全アミ号泣ですが、実はその前、手紙を書いているテテの様子が私は好きで。「これは公開されるの?」と聞き、別の場所で書いてもいいと言われたら一番に動き出し、悪戯心でちょっと覗こうとするグクを追い払う。多分、ジミンに書くと聞かされたときから、真剣に書こうと決めていたのかなって。さらに、手紙を聞いたジミンの「僕だけテヒョンを気遣ってるって思うかもしれないけれど、テヒョンにいい感情や感動をたくさんもらう」というアンサーも好きなシーンでした。
とはいえ、私が最も好きなクオズは、ボンボヤ3のマルタ編です。
遅れて合流してきたテテに、「僕が感動した景色を見せてあげたかったんだ」とあちこち案内するジミン。バスキングをしてみたいけど、どうしようと戸惑っているテテに「僕もお前が歌う歌を聞きたいからここにいるんだよ」と、満面の笑みでずっと見守るジミン。夜空をみながら、「テヒョンが泣いている」とそっと抱きしめるジミン。
書いてて泣けてくる。。。
私には、彼らは童話の中の登場人物みたいに思えてなりません。そう、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のカムパネルラとジョバンニみたいな。
「永遠の友情」に憧れる。ありがとう!!
そして、可愛かった少年2人は、血・汗・涙と引き換えに、凄みも色気も半端ない大スターに成長した。それでも、今も、ずっとずっと高校生の頃からのかわいい思い出話のできる親友同士。
人の気持ちに「絶対」はないけれど、彼らの友情・愛情は「絶対」なのではと思いたい。人生の苦さも残酷さも知っている大人アミだからこそ、その「永遠の友情」はあまりにも眩しく、尊く、心を揺さぶります。これは7人全員に感じるけれど、そんな奇跡を最も強く感じるのはクオズの2人です。
そして、なんにも関係ない私たちに、そんな美しくて優しいものをシェアしてくれてありがとう。
とはいえ、2人の小競り合いも好きです。
今はもう、あまり見られないのですが、小さなことでもめて、「イラッ」ってするのが大好物です。ああ、「普通の青年なんだな」「仲良しなんだな」「青春なんだな」って。
3周年のライブで、テテが一生懸命でソロラップを練習して披露し、その後ラップラが続けるんですけど、ジミンが「やっぱりユンギヒョンはすごいな」って言って、本気でテテが「ムッ」とするところなんて、私的名シーンです。
いつも、素の姿を見せてくれるバンタンのなかでも、その感情表現がダイレクトな「クオズ」。何十年後、もし歓声が届かない場所にいたとしても(歓声がなくなることはないよ)、「ずっと2人はつながっている」。そんな未来予想図だけで、私の心は勝手に温かくなります。