超高速回転の彼女
スピードとパワーに圧倒される
情報のインプットとアウトプットを物凄い勢いで行っている友人がいます。
私はそんな彼女のスピード感やパワーに圧倒されることもしばしば。
なぜ、そんなにインプットとアウトプットの高速回転ができるのか、どちらもゆっくりで、しかもアウトプットに苦手意識を持っている私から見ると不思議で仕方ありません。
インプットのヒント
少し前から読み進めているこちらに、ヒントがありました。
この本の著者が本から情報収集をする場合、
①アンテナに引っかかったページをドッグイヤー
②一通り読んだら、ドッグイヤーのページを読み直し重要な箇所にマーカー
③常に使える情報として取り出せるようにしておきたい場合はノートなどにまとめる
短期的に必要なレベルの情報は②止まり。長期的に必要・一生の記憶として残しておきたい場合は③まで行い、思考整理や情報の理解を深めるのだとか。
さらに、情報収集を目的とする読書の場合、読書量が増え、知識量が増えれば増えるほど、本の読み方が上手くなり、”情報の断捨離”も上手くなるのだそうです。
そういえば、彼女も多読。本のジャンルも幅広いし、SNSもネット記事もくまなく読んでいます。YouTubeやTV、リアルな人とのやりとりも含め、とにかく多くの情報に触れています。
もしかしたら、彼女の頭の中では、超高速回転で①~③の処理がなされており、その知識量の多さから”情報の断捨離”が行われ、情報過多のように見えても全く難なく整理できているのかもしれません。
アウトプットの妙技
彼女の場合、インプットの速度が、アウトプットの速度にも影響していることは間違いなさそうですが、あのスピード感はそれだけではないように思います。
この本の中では、アウトプットの細かいテクニックが書かれていますが、彼女の場合は、それを独自のセンスで行っているように見えます。
例えばこんな感じ
・自分独自の感覚や考え方を表明することへの躊躇のなさ
・自由自在に知識を引き出せる幅の広さ
・言葉から滲み出るクレバーさ
彼女はひた隠しにしていますが、そのクレバーさは各所で滲み出ていて、時にアンバランスな魅力を生み出しています。そのアンバランスさに惹かれ、アカデミックな人、商売っ気のある人、感性が人一倍豊かな人など、多彩な人が集まってきます。
彼女に対して思うこと
センス=努力だと言った人がいました。
その通り。彼女は人一倍努力をしている人でもあります。だからこそ、見える世界があり、伝えられることがある。
こんなことを言うと彼女は嫌がるかもしれませんが、、そんな彼女の強さはとてつもなく眩しく、遠くの世界にいる人のようです。
友人だけれども、こうして時々客観的に整理する必要がある彼女。面白くパワフルな彼女の存在は私にとって過多なのかもしれません。
だから、こうした整理が欠かせないのです。
<Photo by Numendil on Unsplash>