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タイ旅行記|初めてのロストバゲージ〜試練の中国乗り換え〜

今年の5月に決行した、バンコク&プーケット旅。忘れたくないので、その時書いていた日記を元に、備忘録を書きます!


5/12(日)
ついに待ちに待ったバンコク&プーケット旅初日!


羽田からまず広州へ。

羽田の時点ですでにカフェラテとパンオショコラを食べて、気分はウキウキだった。

友達と合流して、広州まで5時間の移動がスタート。中国南方航空を利用した。

機内では早速中国のビールを飲んだ。ぬるかった。


すっごくお腹が空いた頃にやってきた機内食はビーフ炒めみたいなやつで、普通に美味かった。
味の濃い中華料理を一番食べたいタイミングで食べられた、といった感じ。

1時間くらい遅延して、なんとか広州に到着。

遅延のせいで乗り換え時間が50分ほどしかなく、ギリッギリ。

あらゆる空港職員の人に「バンコク?hurry up!!」と言われながら、猛ダッシュでバンコク行きの飛行機に乗り込んだ。

広州からバンコクへ。

機内は賑やかで、中国人の団体の人がたくさんいた。
ツアー客を判別するためだろうか、皆お揃いのカラフルなウィンドブレーカーを着ている。

ほとんどの人がタイ語か中国語のリールか音楽を結構な音量で流して、大声で会話していた。

日本じゃありえないとは思ったけど、言語や文化が違うからうるさく感じるだけで、別にみんないい人なのかもしれない。

そんな思いやりの心が芽生えた。

結局この飛行機も遅延して、出発まで1時間くらいかかった。猛ダッシュした意味は特になかったらしい。

遅れたことのお礼なのか、飲み物をたくさんくれた。CAさんがすごく綺麗だった。SNSでよく見かける、中華美人そのものだった。

出発後には、2度目の機内食。魚揚げたやつの炒めみたいなやつで、めちゃ美味しかった。大当たり。

バンコク到着!と思ったら、、

2時間強?の空旅を経て、なんとかバンコクに到着。

窓から見えたバンコクの夜景(ブレッブレですが)

トランジットでかなり疲れたけど、空港に着いた瞬間空気が海外の匂いで、最高に嬉しくて、疲れが全部吹き飛んだ。

ウッキウキで荷物を取りに行く。

ベルトコンベアの前で荷物を待つ。

でも、様子がおかしい。

待てど暮らせど、荷物が出てこない。

団体の人たちがお揃いで持っている、水色のスーツケースたちも全部出てきたのに、まだまだ出てこない。

エェ?

流石におかしいからお姉さんに聞いてみたら、タイエアラインのカウンターに誘導された。

私たちの他にもう1人、羽田からトランジットでバンコクに来たおじさんの荷物も来ていない。

ものすごく嫌な予感。

担当の人が、確認を終え私たちの元に帰ってくると、こう一言。

「荷物、まだ広州にあるみたいです。」

エェ!?

これがいわゆる、ロストバゲージ!?

なんで!!

最悪やないかい!!!


タイエアラインのお姉さんに叱られる

空港に中国南方航空の担当者がいなかったのか、ロストバゲージについては、タイエアラインの方が対応してくれた。

カウンターには、他にもロストバゲージの悲しみに暮れた人が何人かいた。

みんな目に光がない。

「助けてください」その一心で、担当のお姉さんの質問にひたすら答える。

パソコンなどを荷物に入れていないか?と聞かれ、Macbookを預け荷物に入れてしまっていたことを思い出した。

完全にやらかしている。

「すみません、Macbook入ってます、、、」

そう白状すると、

「あーあー。MacBookは入れちゃダメですよ、、X線でチェックしてるし、国ごとに違うポリシーで荷物検査してるから、suspiciousだと思われたんだよ、、、全く、、、」

お姉さんは、完全に呆れた様子で叱ってくれた。

ごめん、お姉さん、、、

これってもしかして、
私のMacBookは捨てられるのか??

怪しい荷物としてスーツケースごと返ってこないのか??

スーツケースごと捨てられるんか??

最悪のケースを考えて絶望する。

でも、パソコンの類を入れていなかった友達の荷物もちゃっかり広州に置いてけぼりなので、やっぱりトランジットの時間が短すぎたせいな気もする。

何はともあれ、そのお姉さんがすごい頼りになって、ちゃんと手続きをしてくれたから、一応安心。

荷物は私たちのホテルまで届けてくれるらしいが、それがいつになるかはわからないらしい。

いやいや怖すぎる。

でも怖がっても仕方がないので、貴重品は全部手元にあることだし、電車でホテルに向かった。

空港からホテルへ。

ブルーラインという路線で、ホテルのあるアソーク駅へ向かう。

かわいい青い丸い切符で、すごく運賃も安い。

電車構内に入る時に、空港見たいな身体検査の枠をくぐる。

駅がすごく綺麗だった(日本よりも)。

異国の地で電車に乗っていると、荷物がない絶望なんて忘れられて、だんだんとテンションが上がってきた。

みんなタイ語を喋ってる!

バカでかい広告がたくさんある!

電車の中でもみんな静か!

既にタイのことが大好きになった。

るんるんでアソーク駅に着き、一瞬ターミナル21のご飯屋さんを覗いてみる。

この時すでに21時近く、もうお店は閉まっていたので、そこでの夕食は断念。

薬局で必需品だけを購入して、ターミナル21を後にした。(補償でお金降りますように!!)

ホテルにチェックインをした後に、セブンイレブンでトムヤンクンカップラーメンとシンハービールとチョコミルクを買った。

セブンイレブンが至る所にあって、またまた親近感。

nctのテンがいた

道端にはたくさんタバコを吸っている人がいて、喫煙者としてはなんだか仲間をたくさん見つけた気持ち。

やっと寝床に着く

まだ荷物は広州だけど、Macbookは捨てられるかもしれないけど、シャワー後に飲んだシンハービールは、人生で一番美味しいビールだった。

この世で一番美味しい、シンハーちゃん

トムヤンクンカップラーメンも、人生で一番美味しいトムヤンクンカップラーメンだった。ラーメンの写真は撮り忘れた。


明日の朝メイクできないのかぁ、、下着の替えもないのかぁ、、と、不安は尽きなかったけれど、今思えば(今思えば!)こんなハプニングも旅の醍醐味かもしれない。


ロストバゲージのおかげで疲れ切っていたので、その日はすぐに眠りについた。

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