嘘つきが教える嘘つきはこういう奴/お金持ち編
お金持ち、それは親か先祖かはたまた自分かが起業したり金を稼げる仕事に就いて富を築いたもの達のことである。
雇われで年収一千万円なんてのもいるがそういうのは死ぬほど忙しい、休みなんてほぼない。しかし個人経営で年商ウン億稼いでいるような人は会社から何千万を自分に入れつつ楽ができるからめちゃくちゃな忙しさではないと聞く。代わりが利かない部分を残しておいて、その他の仕事は自分なしで回るような仕事の割り振り方をすれば楽しつつ稼げる。もちろん社員に頑張っている姿を見せることも大事ではある。
さてそんなお金持ち、色々な人がいるがお金持ちにもランクがある。年収一千万〜二千万円の小金持ち、年収三千万〜五千万円のお金持ち、飛んで一億越えの大金持ちである。
小金持ちほどお金に汚く威張り散らす傾向があり、金持ちアピールをよくするそうだ。対して年収三千万を越えてくるお金持ちは下手にバレると取られたりしかねないし最悪の場合命を狙われる。そういったことが本当に何度かあったという話を聞くから恐ろしいものだ。
他にもお金持ちは他人に「実は自分年収すごくて」というカミングアウトをすると相手の態度がガラッと変わるというのもある。お金持ちに対する世間のあやかりたいとか分けて欲しいという欲は半端じゃない。それに毎回奢ってくれとねだられるようになる、人は奢ってとねだられ奢るより自分から奢りたいと思って奢る方が気持ち良いものだろう。
自分を金としか見ない人間を避けるためにお金持ち達はお金持ちであることを悟られぬように上手く嘘をつかないといけない。
「金持ってませんよ」なんて誤魔化すわけではなく金持ちのファッションをせず庶民的なものを買い「あんまり高いもの買えないから」という誤魔化し方をする。間接的にお金持ちではないというアピールをするのである。そしてカミングアウトをした後、相手が自分を金として見てくると気づいたら悟られぬように距離を空けいつの間にか連絡できなくなっているような状態にする。もちろんその人と繋がっている人達への根回しも忘れない、しかし相手が相当酷い人の場合は繋がっている周りの人達まで切る。そうしないとストーカーのように追ってきて何度も何かをねだられたりするからである。
まとめるとお金持ちは直接的に嘘をつかずに間接的に嘘をつくことが多く、嘘を使わずに勘違いさせるような方法も使う。