言語の必要性
今日大学を歩いていたら「すみません、郵便局はどこですか?」と尋ねられた。エジプトの方に。
この人は交換留学生で1週間前に初めて日本に来たらしい。そりゃ全く日本のことはわからないよね。学内に郵便局はないため、一緒に歩いて近くの郵便局に行く。
ここで問題。相手方に僕の日本語はおそらく90%ぐらい通じていない。簡単な日本語しか通じない。僕の英語もほとんど通じないし、そもそも僕は英語の聞き取りはできても、話せない。言葉が出てこない。努力不足。
で、色々話しながら(笑)郵便局に行って、国際課に行ってその人のタスクを完了できた。おそらく、1時間くらい一緒にいたかな。たまたま道で出会った人がここまで助けてあげるなんて係の人も驚いていて、エンジェルって言われちゃった。(笑)
バイバイのときにとっても感謝された。ただ、助けただけなのにね。でもすごい嬉しかった。
でも、残念に思ったこともあった。それは僕の英語の能力が低くてあまりコミュニケーションが取れなかったこと。エジプトの人と話す機会なんて滅多にないから、もっと聞きたかった。僕の力がないせいで損をしてしまったし、その人にもっと助けをできたかもしれないと思った。
ワンピースの漫画でチョッパーに向かってDrクレハがこうやって言うシーンがある。
「いいかい、優しいだけじゃ人は救えないんだ!!!
人の命を救いたきゃ
それなりの知識と医術を身につけな!!!
腕がなけりゃ 誰一人救えないんだよ!!!!」
このことだと思った。だって今日も僕に英語の力があればもっとクリアにできたはずである。いくら助けたい気持ちがあっても技術がないと救えないんだよ。
もっと勉強しなくてはいけない。色んな事を。英語だけじゃなくて、歴史や考え、理論。時間がないなんて言い訳でしかなくて、もっと時間は作れるし、自分で何とかできるはずである。