こだわりを持つというこだわり
気づけば2020年。
42日間の夫婦でのAUS旅も、気づけば折返しを過ぎていた。
年末はエアビーのホストとうどんを打ち、年越しそばならぬうどんを頂いた。
そして新年は色々あって夫婦喧嘩で迎えてしまった。
しかし、今までも色々と夫婦でぶつかることがあったが、そのたびに絆が深まっているようにも感じる。
今回も例に漏れず、お互いの大切さを再確認することができた。
夫婦間の仲と筋肉は似ている。
一度傷ついたとしても、修復した時には元の状態よりも強くなっている。
全く美しくない例えであるのは百も承知だ。
日付変わって本日は1月2日。
現在我々は、オーストラリアの南部、メルボルンという街にいる。
メルボルンといえば、世界一住みやすい街に選ばれたことでも有名だ。
こんなことを聞くと、「どういった基準?」という疑問が湧いてくる理系脳をなんとかしたい。
「こういう疑問が出てくる俺、物事の本質が見抜けてて、カッコイイ」とか思うやつもいるかも知れないが、女性ウケは間違いなく悪いからやめとけ。
さっそく街を歩いてみても、都市部でありながら道路のゴミも少なくきれい。
ホームレスも少なく治安もそこまで悪い感じもない。
更にすぐ近くにはきれいなビーチもある。
高層ビルが立ち並ぶすぐそばのビーチとは思えないほど水もきれい。
日本の都市部近郊の汚い海を見てきた身としては、大変驚かされた。
そしてメルボルンといえばカフェの街。
どの通りにも必ずと言っていいほどカフェがあり、隠れコーヒー好きの身としてはとても心地がいい。(決して表には出さないスタンス。
コンセプトもお店によって様々で、見ているだけでも楽しい。
こちらの店では天井に大量の椅子が。
こういう奇抜なお店を見るたびに、この発想が出てくる脳内を覗いてみたいと思う。
考えてみてほしい、「今からこの空間であなたのお店を作っていいですよ」と言われたときに、「よし、じゃあ天井に椅子を飾るか」という考えが出てくるだろうか。
パンピーにとっては、喉から手が出るほど欲しい美的センスである。
カフェを色々と巡っている中で、面白いお店にあった。
電車の中を改装したバーガーショップだ。
写真にあるように、開閉扉の前で頂いた。
店内の面白さもさることながら、バーガーももちろん美味。ベリー美味。
牛肉が有名なオーストラリア。
パティの肉感もしっかりしている。
そして、日本のバーガーショップが見逃しがちなバンズのクオリティも凄まじい。
ほのかな甘みが、具材のジューシーさと絶妙にマッチしている。
トイレもしっかりと電車のコンセプトにあやかってか、ニューヨークの地下鉄化のよう。
乗ったことはないが。
壁に大量の落書きが荒廃した雰囲気を醸し出し、この世で最もエミネム感のあるトイレと言える。
壁には落書きだけでなくステッカーも。
海外で日本語を見ると何故かほっこりするが、この文字を見せつけられると、さすがにほっこりする気にはなれなかった。
ところ変わって今はメルボルンの街中にある、州立図書館でこの文章を書いている。
否定できないハリー・ポッター感。
この有様故に、「世界で最も美しい図書館」とも言われているようだ。
今やメルボルンでも有名な観光地とないっている。
実際に観光客の姿も多く、壁に置かれている本はもはや飾り。
しかし、図書館らしく勉強スペースもあり、多くの学生が勉強をしている様子も。
観光客と勉強する学生を同時に見れる空間は、世界中でも数少ないので、いいものを見れた気がする。
冒頭で書いたとおり、夫婦喧嘩で始まった2020年でしたが、旅行前に比べて夫婦として格段にレベルアップをしているように感じました。
これからもお互い感謝の気持ちを忘れずに、レベル上げをしていきたいと思います。
そして今年の抱負ですが、「こだわりを持って生きる」をテーマに生活していこうと思います。
今まで飽き性な性格もあり、自分のスキルや趣味に深みをもたせることがなかった人生。
しかし今までの会社人生や旅の中で、かっこいいと思った人は皆、こだわりを持って生きていました。
それを羨むだけでなく、自分でも体現するためにこのテーマを意識して、生きていこうと思います。
もちろん夫婦間での、揉め事が生じない程度に…
何はともあれあけましておめでとうございます。
一部の方からは、ラインなどで直接ノートの感想を頂いたり、しばらく更新が空いてしまいましたが本当に励みになります。
今年も一生懸命生きて行きますので、皆さんにとっていい一年になることを願っております。
それでは今日も良き一日でした。
皆さんのサポートは無駄にはなりません。