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Asian Art In London 25thに出展した
どうも長谷川です。
今回は「ASIAN ART IN LONDON」というロンドンで開催されるアジアのアーティストや骨董品などが揃う展覧会の25thアニバーサリーに誘われ、展示をしたのでそれを記録しようと思います。
Asian Art In Londonはロンドンの美術館やギャラリーなどが一体となって開催するアジアのアート祭典みたいなもので、2022年度に25周年を迎えた歴史のある祭典です。
出展までの流れ
事務所で仕事終わりに描いた絵をインスタに投稿、それが日課になっていた時期にインスタの広告を出してみたりして、それからまた絵を描いてまた広告出してみたいなそんな中で、Kerrというロンドン在住のキュレーターからメッセージをもらった。
その後、Kerrの友人である日本人の方がマッドの事務所まで来てくれて詳細を伝えてもらった。
こちらはオファーをくれたKerrの会社で、作品も紹介もされてるので是非。
(購入もできます)
Shahnaz Gallery
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こちらが今回出展したギャラリー。運営されてる方がShahnaさんという方で、父親から譲り受けたギャラリーだとか。
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他の骨董品なんかと共に展示されていた。
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金曜日の夜にはギャラリーでパーティが開催されたり、まだ若い人たちがギャラリーを持ったり協力しながらアートを活性化してる感じがした。そういう文化凄く良いな。今回のパーティも結構な数の人が来てくれた。
(喋れない英語に必死で写真を撮り忘れた)
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(自分の展示なのに彼らが何を喋ってるのか分からず、結構悔しい気持ちになったので英語勉強しないとなと思った。)
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場所はケンジントンというロンドン市内の少し西側でとても裕福なエリアだった。
ちなみに展示設営準備の後にふらっと入った店がとても雰囲気良く、隣の子連れのお父さんにお薦めされたフィッシュ&チップスも美味かった。
お店のおばちゃんの雰囲気も良かった。見知らぬ土地の見知らぬ人たちの優しさが染みる。
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考えていたこと
最後に本題からは逸れてしまうけど、少し自分の考えについて纏めておこうと思う。記憶を遡ると何かしらで自分を表現したいと思い始めたのは大学に入ってからだった。美大に入って、自分が作った作品を見てもらって楽しんでもらって評価される、決して評価だけではないのだけれど納得できるものを作ってそれを良いと思ってもらえる、誰かのためを思って作ってる訳ではないけど、できあがったものを誰かが楽しんでたり喜んでるのが嬉しかった記憶がある。
そんなこんなで大学を卒業し社会人になってもう10年くらいが経った。その間に色々な仕事をして色々な人と関わっていく中で、その都度色んな自分を想像してきた。あげると長くなってしまうけどその中の1つにはやはり何かを表現していきたいという自分がいた。
とは言っても、じゃあアーティストになりますって感じでいきなり心機一転することは性格的にも生活的にもできなかったし、度胸もなかったのでもっぱら考えには無くて、仕事をやりつつその合間で制作し少しずつやりたいことを実行している。(今もその最中)
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ロンドンでの展示を終えて、今までただ漠然と海外ってアートに関しても考え方や距離感が全然違うんだろうなと思っていたけど、今回実際にロンドンに行って感じたことは、日本だろうと海外だろうと自分が拠点とする場所はどこに居たとしてもあまり関係ないような気がした。大事なのは自分がやりたい事を直実にやっているかどうかだと思えた。
(また次行ったら感じるもの違うと思うけど)
ただ、テートモダンとか無料で入れたり、詳しくないので割愛するけど国レベルでのアート市場はだいぶ違うのかもしれない。
そしてやはり日本の飯は最高に美味いし、電車も時刻通りにやって来る。
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次回は、気が向いたらまた旅のハプニング&美味い飯編でも書こうと思います。お楽しみに!