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帰りたい地元がある
「また次の休みに帰ってくるから!」
そう言ってから1年が経った。
私は人生のほとんどを福岡で過ごした。
電車はオレンジ色の座席が当たり前だったし、いつだって友達と遊びに行くのは天神だった。
上京をしてから、気が付いたことがある。
福岡の料理屋さんを見つけると嬉しくなり、
友人が福岡旅行がよかったと話していると少し誇らしい気持ちになった。
私は自分を育ててくれた地元が大好きだったんだ。
年末になると懐かしいグループLINEが動き出した。
-みんな今年は帰省する…?
-今、悩んでる。でもそろそろ地元に帰りたい。
そう言った友人のLINEは、いつもより少し元気がなかった。
きっとみんな同じ葛藤を抱えながら、「地元」との関わり方について考えた1年だっんだろう。
みんなは「地元」についてどんな思いを馳せたのだろうか。
帰れないからこそ気づいたことがある。
大切にしたい地元がある。
今だから考えたい、新しい「地元」との付き合い方を列島ききがきノートでは紹介していきます。
(文:空 佐和)
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