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【イベントレポート参加者編】「みんなの長野を見る眼鏡」 2泊3日の学びの旅|さとのば大学✖️キキ

初めまして!
秋のラーニングジャーニーの運営サポートを担当しました、
さとのば大学1年生の松井沙音です。
私の出身は愛知県豊橋市というところで、
今回でラーニングジャーニーに携わるのはなんと4回目
ずっと参加者としてラーニングジャーニーに関わってきた私が、
初めて運営として参加者の皆さんに「まち」を案内しました。
参加者と運営ではどのように違ってくるのか
そんな裏側もお伝えできたらなと思っています。



地域に滞在しながら学ぶ さとのば大学のラーニングジャーニー

ラーニングジャーニーとは、さとのば大学が提携している地域に
2泊3日〜4泊5日ほどの日程で地域に滞在しながら学ぶプログラムで、
「観光ではない旅」として、まちに深く関わって「暮らすまち」を見つめられることが最大の特徴です。
事前学習と事後学習が必ずあり、インプットやアウトプットを通して、
旅に行く目的をしっかり意識できるのもラーニングジャーニーの良いところだと思っています。
また、どんなことを学べるかは地域によって異なり、
その地域に詳しく、地域に携わっているコーディネーターの方を中心に
「まち」を案内してもらいながら、自分と向き合う時間がゆっくり取れる
そんなプログラムになっています。
(以降ラーニングジャーニーはLJと表記します)

長野のLJでは「善光寺門前町で『まちの編集者』になろう!」
というテーマで旅がスタートしました。
長野市は人口が約36万人と県内最大級の都市であり、
さとのば大学が提携しているまちの中でも人口が多い地域になります。
1300年続く善光寺を中心とした昔ながらの街並みと
「(空き家などの地域資源を生かした)エリアリノベーション」により「過去」と「現在」が共存する街並みが特徴です。


長野地域事務局初の試み 2校同時開催

今回のLJでは、新渡戸文化高等学校(所在:東京都中野区)と第一学院高等学校(所在:全国(通信制))の2校同時開催でした。
新渡戸高校は3泊4日、第一学院高校は2泊3日の日程となっていました。
既にLJの開催経験のある長野にとっても初めての試みだったため、
戸惑うこともありましたが参加者の高校生たちは、2校の違いだったり、
住んでいる場所の違いを話したりと、「違い」を楽しんでいたようです。

LJの拠点はR-DEPOT。そして新渡戸文化高校の高校生は1166バックパッカーズに宿泊、第一学院高校の高校生はLocal Knot Backpackersに宿泊しました。
R-DEPOTは古道具ショップやカフェ、コワーキングスペースなどがあり、
地域の方や移住・創業者など様々な人が立ち寄れる場を提供しています。
とても温かく落ち着いた雰囲気で、何度も訪ねたくなる、そんな場所です。

長野のまちを案内したのは
合同会社キキのスタッフの矢野叶羽(やの・かなう)
私、さとのば大学1年生の松井沙音(まつい・さやね)でした。


3人の高校生たちが長野にやってきた|1日目

1日目。新渡戸高校の3人の高校生たちが長野にやってきました。
初めは少し緊張しながらも自己紹介をして、
今回の旅で大事にしてほしいことについて、

今回の旅で大事にしてほしいことは
「違う、分からないを楽しむこと」
「いろんな問いを楽しむこと」
「主語を「わたし」にすること」  という3つです。

自分が心地いい距離感でLJを楽しむこと。
たとえそれがLJに関係ないお店であったり、人であっても
わたしの心が向く方に素直に向かってみてほしい。

「観光として とても有名になった長野で、暮らしに着目して欲しい」

と話しながら叶羽さんが紹介したのは、R-DEPOTが10月に始めた取り組みの一つ、門前観光案内所
この取り組みは長野市と共同で行われていて、まちのアーカイブとして紙媒体を残すというもの。
今まで長野で行われてきたイベントのフライヤーや、フリーペーパーなどを紙媒体のまま保存していく取り組みのことです。
関わった人は200人を超える「ながの門前まち歩き」のフリーペーパー展示や、まちの人がまちの好きな場所を紹介する「歩みくじ」など様々なコンテンツが用意されています。

そんなまちに深く関わる案内所を見て、今回のLJは始まりました。

「まちの編集者」になるWSの最終目標は
活動拠点であるR-DEPOTの窓ガラス一面でまちを再編集すること
このまちの編集者になるWSは

まちを見る視点を得る
視野を広げてくれる人と出会える
自分と出会い直すことができる

という特徴を持っています。
そんなWSは主に6段階に分けて構成されていて

①まちのメディアに触れる
②まちをゆっくり見つめる
③編集者の声をきく
④素材を集めてまちを表現する
⑤キャプションをつける
⑥インタビューをしよう

というもの。
それぞれの段階を踏みながら、
「『わたし』が見る『ながの』のまちを魅せる」というテーマで、
窓に「まち」を表現していきます。


①まちのメディアに触れる

まずはR-DEPOTの中での作業。
紙媒体のチラシや冊子から自分のお気に入りを2つ選んで共有する時間。
「紙のアーカイブ」や「まちのアーカイブ」と呼ばれるものから、
あまり頭で考えすぎず、感覚を重視して選んでいきます。
高校生たちは15分という時間があっという間だったと教えてくれました。
その後、自分が選んだものをみんなに紹介しながら
なぜ選んだのかという理由も併せて共有していきます。
みんな理由もそれぞれで、

手書きなのが良かった
シンプルで好きだった
余白がいいなと思った

など選んだ紙媒体、選ぶ理由もみんな違って
聞いているだけでも興味深かったです。

まちのアーカイブを眺める高校生

③まちの編集者の声をきく in 円-en- ナカズさん

お気に入りのアーカイブを選んだ後は、
権堂商店街から一つ路地に入ったところにある、「円-en-」へ。
円の店長のナカズさんに「まちの編集者」としてお話を伺いにいきました。
長野県小布施町出身のナカズさんは、パティシエを10年、
リゾートバイトを始めて気づいたら7年も経っていたそうです。
そしてコロナが流行。リゾートバイトがなくなってしまい、
どうしようかと悩んでいた時にバンド時代に仲良くなった友人の声掛けで
円で働くことを決めたといいます。
仕事を失ったのも、バンド時代の友人と再び仲良くなれたのもコロナ禍。
ナカズさんは不思議だよねと笑っていました。
人が集まることを避けていたコロナ禍にできた「円-en-」は、
「いらっしゃいよりもおかえりを。」をコンセプトに
人が集まれる場所としてオープン。
よく円に来るという叶羽さんも「みんなのリビングなんだよね」と話していました。

続けてナカズさんは、
「自分があまり話す方ではないから、来てくれたお客さんに話してもらう。
その話した内容からお客さん同士を繋げてる。人が人を呼ぶのがお店の理想のカタチなんだ。」
と話します。
enがある権堂という場所も、生活の動線と観光の動線が交わるまち。
「地元の人の声も聞ける観光地が近くにある場所だからこそ、新しい風も吹きつつ、地元の人が暮らしやすいまちができているんだと思う」
と話してくれました。

最後に、叶羽さんが
「編集者とは、何かを集めて編んでる人のことだと思っています。ナカズさんはどうでしょうか?」
と質問。
それに対しナカズさんは、
人と人を編んでいると思う。その関係性で起きる化学反応を楽しんでいるかな。そして人と人を編むことがきっと好きなんだと思う。好きじゃないと続けられないから。何かをやりたいと呟けば叶えられる人のつながりをこれからもenで紡いでいきたい。」
と答えてくれました。

このインタビューの後、enで夜ご飯をいただきました。
高校生たちから、普段どのように高校で過ごしているのかを聞いていた時、
ナカズさんがとても興味津々で聞いているのを見て、
本当に話を聞くのが好きなんだなと感じることができました。


てつがく対話

ここで宿泊先の1166に移動して「てつがく対話」の時間に。
てつがく対話は「人の意見を否定しない」「話したい人は置いてあるぬいぐるみを取ってから話し始める」などのルールが設けられていて、
みんなでテーマに沿った問いを出し合ってその中で対話を行うというものです。

今回は「哲学対話人生ゲーム」
サイコロを振り、みんなでマスを進めながら止まったマスのお題に答えていきます。0歳から100歳まであり、その年代に沿ったお題が組み込まれています。
小学生の頃好きだった給食は? 70代になって諦めたことは?
過去のことはその時の自分になりきって答える、未来のことはその時の自分を想像しながら答えるという、とても面白いてつがく対話となりました。


東京は個が成立していてお互いに干渉しないから|2日目

2日目はまちの編集者の声をきく in 円-en- ナカズさんを聞いて
何を感じたかを共有するところから始まりました。
東京から来ている新渡戸高校の高校生は、

「集まれる、ふらっと行ける場所があるのはいいな」
「東京にはないものだと思った」
「東京は個が成立していてお互いに干渉しないから」

など自分の暮らしているまちとの比較ができたようでした。

④素材を集めてまちを表現する

「わたしが見る長野のまちを再編集する」というもの。
長野のLJでは、毎回参加者がR-DEPOTに保管されているまちのアーカイブを使って、自分たちが見た旅の中で見てきた長野を再編集し、窓に紙媒体を貼ることで表現しています。

今回も窓を使って表現するので、まずは前回の作品を鑑賞。
そして自分たちがどんなものを表現したいのかイメージしていきます。
それぞれ感じたことや表現したいテーマが違う中で、どのようにアーカイブを使って表現するのか。イメージがなんとなく湧いたら実際に紙に触って選んでいきます。
探す準備として、
◎テーマごとに絞って探す
というやり方を練習として取り組んでみました。
たくさんある情報の中から、本当に自分が欲しい情報を探し出す練習です。

“2022年のもの”
“権堂商店街に関わるもの”
“エリアリノベーションに関わるもの”

など少しずつ難易度を上げて探してみます。
同じテーマで探していても、着目するポイントで選ぶアーカイブが違うところが、このWSの面白さでいいなと思いました。

その後、新渡戸高校の高校生にはおすすめのカフェを紹介しつつ、
お茶会をしてもらうことに。

そしてお昼に第一学院高等学校の高校生たち7人が到着
アクシデントがありながらも、なんとかR-DEPOTに集合。
ゲストハウスにチェックインしてみんなで歩いてくる間に緊張も解けて来た様子。緩やかに長野の旅が始まりました。

第一学院高等学校は通信制の高校で、全国にキャンパスがあるため
来てくれた高校生たちも様々なところから集まってくれていました。
北海道、新潟、群馬、神奈川、愛知など様々な地域からの参加者が長野を見てくれました。

自己紹介をした後、まちの編集者になるWSの説明を受けて、いざWSへ。
まずは前回の作品を見て自分たちが作るものをイメージしてもらいました。
そして実際に紙のアーカイブに触れる時間。
紙のアーカイブを探す時間は新渡戸高校と第一学院高校は別々で行いましたが、じっくり探す新渡戸高校と、盛り上がりながら探す第一学院高校で、全然雰囲気が違って驚きました。

そして新渡戸高校と第一学院高校が合流!
お互いに改めて自己紹介をして、てつがく対話へ。
今回の問いは「田舎の定義はどこからなのか?」というもの。
交通の観点や、人の多さ、人が入れ替わる頻度など 様々な視点で対話することができました。
そしててつがく対話の醍醐味である、お土産の問い。色んなお土産の問いが生まれました。
私が出した問いは「田舎であり続けることはそもそも悪いことなの?」 お土産の問いを眺めて雑多に話す時間は、とてもいい時間だなと思います。

②まちをゆっくり見つめる

てつがく対話が終わった後は、まち歩きへ。
さとのば生チームと事務局チームに分かれていざ出発!

さとのば生チームは、朝陽館(本屋さん)、ふらっと♭(学生が使える居場所)、十念寺、すや亀を通って、合同会社キキの事務所Pocketへ。
事務局チームは、メロンパンを購入し、だんち堂、ロキシー、
Hanten、セントラルスクゥエア(公園)を通り、Pocketへ。


③まちの編集者の声をきく in Pocket さとのば生 さやね

チームに分かれて、まち歩きをした後は全体に戻って、
さとのば生である私がまちの編集者としてお話させていただきました。
生まれてから高校卒業まで愛知県に住んでいて、今年の3月末に高校を卒業し、長野市にはさとのば大学入学とともに暮らし始めました。実家からシェアハウスに暮らしかたを変えてどんなふうに暮らしているのか、長野のまちで暮らしてどんなことやものを見ているかを話しました。

3月に長野にきた時に参加したLJと11月になって運営として関わるLJはどのように違いますか?
「きたばかりで、今回みんなが参加したのと同じように、全てが新鮮に見えました。紙のメディアの多さもそうだし、その分イベントが多いことにも驚きました。長野に暮らし始めてからは、そのイベントに呼ばれるので、参加してどんどん知り合いを増やしていくことができました。」

今回はまち歩きの案内人もしましたが、どうでしたか?
「まち歩きをできるようになるまで、長野を歩いてきたんだ、いろんな思い出があったことを今日実感しました!」
と今までの長野での生活を思い返しながら答えました。

最後に、さやねちゃんが思うまちの編集者ってなんですか?
「他のまちと比べてみることで編集者っぽさが出てくるなと思った。編集するってその人の視点が生まれること。自分だったら、地元の愛知のまちと重ねて見ることで、問いが生まれてくる。なぜ歩道はこんなに広いんだろう?人の関係性、関わりが多いんだろう?紙のメディアが多いんだろう?って。長野のまちだけを見ていても、わからないことが自分のいたまちと重ねることで、考えることができると思います。」

かなうさんから質問をいただきながら話すことで、
「こんなふうに思っていたんだな」という自分でも知らなかった自分の発見ができてとても楽しかったです。聞いてくれていた高校生からも年が近いこともあって聞きやすかった、
自分と重ねやすかったなど色んな声をいただけてとても嬉しかったです。

まちの編集者の声をきくWSが終わったら交流会の餃子パーティへ!
最初はわいわい話しながら餃子を包んでいましたが、意外にも後半はみんな真剣。
お腹が空いていたのか「まだかな〜?」という声が飛び交っていました。
食べる時にバイトや学校、地元の話で大盛り上がり。
新渡戸も第一学院も混ざり合って仲良くしていて
素敵だなと思いました。


2つの高校の緊張も解けてきた様子|3日目

④素材を集めてまちを表現する(制作時間)

今日は明日の発表に向けて、
レイアウト・使う素材・キャプション・タイトルを
全て今日中に仕上げないといけないというハードスケジュールでした。
今回は6枚の窓を10人で制作する関係でペア決めを行いました。
ペア4組、個人で取り組む子2人。
そして自分たちが担当する窓を決めていざ制作へ!

ペアの子達は相談しながら和気藹々と。
1人で作る子は熟考して悩みながら。
新渡戸高校は3日目、第一学院の子は2日目。
みんなにはどんな景色が見えているんだろう?
運営としても、長野に住んでいる身としてもワクワクする瞬間です。

コピーして切って、レイアウトを考える。
まちを見ながら思ったことを共有しながら作業を進めていきました。
紙のアーカイブのどの部分を使うか、どう魅せるか。
窓に貼る作業をするときも、
内側で貼る作業をする子、外側で指示を出す子で分かれて作業していました。
1人で作業する子の外側をペアの子が見ていたり、
内側では数少ない道具を貸しあっていたり。
みんなで作業している様子がとても素敵でした。


③まちの編集者の声をきく in R-DEPOT 平野舞さん

作業を少し中断して今回の旅最後の、まちの編集者の声をきくWS。
今回はR-DEPOTで働いている平野舞さんのお話を伺いました。
大学が信州大学だった舞さんは、7年前大学進学とともに長野に住み始めました。
大学を卒業後、複合施設であるR-DEPOTで働き始めました。
R-DEPOTとは、元々NTT電報だった建物を
リノベーションし、「まちづかいの拠点」として
古道具販売やカフェ、コワーキングスペース、オフィス貸し出しなどを行っています。

「まちのことって結局分からないから、昔から住んでいる人に聞いて、
それを新しく長野で事業を始めたい人たちに引き継いでいきたい。」
今は古道具だけではなく、新しく事業を始めるため
場所を探している人に空き家を引き継ぐ、ということもやっています。

R-DEPOTが10月に始めた取り組みの一つ、「門前観光案内所」
観光客だけではなく、市民の人にも楽しんでもらいたくて作ったものだと言います。
私は舞さんに疑問をぶつけてみました。
「R-DEPOTはまちづかいの拠点ですが、まちづくりとまちづかいはどんな違いがあると思いますか?
すると舞さんは、
「まちをどうにかしようとか、まちで何かやろうとかそんなことは考えていなくて。
矢印が向いているのが、まちではなくわたし。
自分の周りで小さくやりたいことが輪になっていく感じかな。
まちを良くしたいという志が高いわけじゃないんだよね。
自分がしたくてしていたことが、まちのためになっていたとかそういう感じ。
だから作る、というより使わせてもらっているという意識の方が強いかな。」

そして叶羽さんから最後の質問。
まちの編集者ってどんな人のことだと思いますか?
舞さんは、
「誰かからネガティブなことを言われたとき、子どものようになって
自分たちと対等に話してくれる大人のことかな。
いかに若者が楽しいことを自分ごととしてやれるかを考えてくれる人。
出会ったことがあるけど、本当にまちの人だと思ったな。
だからああいう人がまちの編集者なんだと思うな。」

このインタビューの後も個人的に質問させていただいて、
とても貴重なお話を伺うことができました。


てつがく対話

3日目は自由時間を経て、てつがく対話へ。
最後のてつがく対話の問いは、
「人との関わりが少ないことは悪いことなの?」というもの。
色んな問いを交えつつ、みんなの意見を聞いていく。
緊張が解けて馴染んできたからか、前日のてつがく対話よりも話しやすい雰囲気がありました。
様々な意見が飛び交っていて興味深かったです。


あっという間に旅が終わってしまう|4日目

最終日の4日目。
みんな「あっという間に旅が終わってしまう」、「帰りたくないなぁ」と思い思いを口にしていました。
そんなふうに思ってもらえて嬉しかったです。

⑤キャプションをつける

自分たちが考えたキャプションが印刷されて、いよいよ完成へ。
そして窓を見ながらインタビューをします。

⑥インタビューをしよう

みんなはどんな視点で長野を見たんだろう?
窓の前に集まって、それぞれ長野に何を感じたのかを聞いてみます。

日常にも変化が訪れることに着目して作ったもの。
美術館の紙のアーカイブにとても目を惹かれて作ったもの。
お寺だけじゃなくまちを見てもらいたくてポップに作られたもの。
自分の生きてきた日常とは違う日常が味わえる良さを生かしたもの。
長野がきっかけで他のまちも知ってみたくなった、
その気持ちを表現したもの。
食を通じたつながりを感じた、
食という漢字のかんむりを屋根に見立ててデザインしたもの。

ざっと並べただけでも個性あふれる窓が完成しました。
時間の許す限り想いが聞けて、みんなの長野を見る眼鏡というものが知れてとても面白かったです。

今回は色々な初めてがあった長野LJ。
次の記事では、運営側の裏側をちょっとだけ記事にして公開したいと思います。
ぜひ楽しみにしててください。




文:松井沙音(さとのば大学1年生)


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合同会社キキ
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