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押しの選手~三浦龍司選手
私はここ数年、順天堂大学にエールを送る日々を送ってきた。理由は注目選手を見るうちに連鎖式に推しの選手が現れたからだ。
母校が駅伝に出ている訳ではないので、私の場合、選手や監督を見て応援大学が決まることが多い。
もともとは順天堂大学OBの栃木選手、塩尻選手といった選手に注目していたところからスタートしたのだが、その後、それ以前&以後に大学駅伝で活躍した順大の選手をどんどん追いかけるようになった。
そして最近は専らこの男
「三浦龍司選手」から目が離せない。
三浦龍司選手といえば
2020年に順天堂大学に入学した三浦選手。私はこの年、彼の衝撃の走りを2連続で見ることになる。
新型コロナウイルスの影響で出雲駅伝が開催されなかったこの年、まず私が彼の力強い走りを見たのはその年の箱根駅伝予選会だった。ハーフマラソン1時間01分41秒を記録し、5位(日本人1位)という結果をたたき出した大会。同学年の吉居大和選手をライバル視した発言等も含め、私は「この子は今後陸上界を湧かせてくれる選手になるな」と瞬時に感じていた。
そしてその直後の全日本大学駅伝。
1区、27分07秒と従来の区間記録を18秒更新する区間新記録で区間賞を獲得した彼の姿と「あっという間にスピードを上げた」「駅伝界に現れたスーパールーキー、三浦龍司が今年の全日本大学駅伝1区、このスピードこの桁違いの速さで最初の中継点向かっていきます」という実況は今も鮮明に覚えている。
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この衝撃の試合を見てから、私は彼の走りのファンになった。
ちなみに実は彼はもともと「3000m障害」という種目において、最も注目されてきた選手であった。
大学2年次にはこの3000m障害種目において東京オリンピックに出場し、ラストスパートで順位を引き上げ、8分16秒90の記録で7位に入る。本種目において日本人初の入賞を成し遂げた。
箱根駅伝に関しては、目を見張るような記録は出なかったものの4年連続出場。本来専門外とも言うべき20㎞のコースを走るというのは、容易ではなかったと思うが、毎年正月に役目を果たす彼の偉大さを改めて感じた。
また、実業団に入ってからは駅伝からは離れてしまうのではないか、という一抹の不安もあったが、SUBARUに進んだ彼は今年のニューイヤー駅伝にて1区3位という好成績で実業団駅伝デビューを飾ってくれた。彼のお陰で、元旦はとても楽しいレースをその後も見ることができた。
彼の魅力
ここまで彼の素晴らしい成績についてご紹介したが、三浦龍司選手といえば、気さくな性格、明るい笑顔も魅力的である。華やかな存在であるにも関わらず、おごり高ぶらないその姿勢が、より応援したいと我々を思わせるのではなかろうか。レース後にファンサに対応する彼の様子をSNS等で見て、私もいつか写真を撮ってもらいたいなぁと思わずにはいられない(笑)
2025年は更なる飛躍の年
2025年は東京で世界陸上が開催される。
東京オリンピックに引き続き、世界の名だたる選手と互角に戦う三浦選手の姿が、ここ東京の地で見られることを私はとても楽しみにしている。
彼の美しいフォームでの走りが今年も沢山見られますように!
頑張れ三浦くん!