クロスドミナンス
知らなかった!
ずっと私は”両利き“と呼ばれる部類に入ると思っていたが、“クロスドミナンス“と呼ばれることがわかった。
箸は左手、文字を書くときは右手というように、行動によって利き手を変えることを「クロスドミナンス」と呼ぶそうだ。矯正やトレーニングで後天的になる人が多い。
私がまさしくそうである。
例えば、「文字を書くこと」は右。
3歳ごろから兄が通う書道に一緒に参加し、左→右へ矯正されている。
”両利き“というのは、右手と左手の両方を同じように使うことができる人のことを指すそうで、私は全くそうはできない。
例えば、
・文字を書く→右(ただし消しゴム→左)
・お箸→左
・ボールを投げる
→左(ただしボーリングだけ→右)
・はさみ→右
・採血→左
・お玉を持つ→左
・包丁→切るのは左、皮をむくのは右
さまざまな動作で利き手が変わる。
でも、ずっと気になることがあった。
どちらの手を使うか迷うのである。
今までに何度もあった。
例えば、ホテルに泊まって朝のバイキングは大抵、右利き用のお玉なので、左で持ってあぁそうだったと右手を使ったり。
ボールを投げる時は、左はパワーあるけど右の方がコントロールがいいからどっちにしようと投げる時一瞬迷ったり。
これらの話を今までいろんな人に話をしてきたが、全く理解してもらえなかった。
それはそうである。
右利きの人はまずそういう状況がそもそも起きない。迷うということ自体ないわけですから。
全く、「不思議な体だなー」と思いながら今まで付き合ってきたが、昨日加藤先生の話や本を読んでストンと納得!
私は右から左へ矯正される時期が早すぎたんでしょう。
脳の成長バランスが整う10歳を過ぎたところで利き手を変えて使うことをはじめていれば今の私のようにどちらの手を使おうか判断に迷うことは起きなかったでしょう。
とはいえ、この状況はすでにあたりまえに受け入れて暮らしてきているので、これが“私”というわけである。
これからも迷いながら、生きていく。笑