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不整脈は突然に⑴

10月中旬、昼食中、2口目を食べた瞬間。
ドッドッドッドッドッドッ......
脈が突然早く打ちはじめた。

思えば2年くらい前からか。
脈がポンととんだり、早くなったり。
ほんの数秒だったが、なんか変な感じがして病院へ行き検査を受けたが、特に異常はなかった。
その後も月に1-2回程度早くなることはあったがすぐにおさまっていた。

ドッドッドッドッドッ.......夜になっても全然おさまらない。むしろ早くなっていく。
140台/分くらい。

「ワタシノ心臓、コワレタナ」

翌日病院へ行った。
土曜日だったので総合病院の外来はやっておらず、せめて心電図で判断してもらおうと個人の循環器病院へ。

「これは発作性上質性頻拍です。うちでは治療はできないので大きな病院へ行ってください。」

急いで総合病院の救急外来へ。
歩くの動くのがしんどいな。息苦しくはないが、なんか力が抜ける感じで。

「まずは息止めしてみましょう」

研修医が元気に言う。
発作性上質性頻拍の治療の一つ。
その結果、脈は140台/分から100台/分ベースになってきた。
落ち着いたので帰宅することになった。
が、しかし。再び。
ドッドッドッドッドッ......160台/分。

「ナンテコッタイ」

翌日は祝日だった。
救急外来に行ったとて、拉致があかないだろうと思い、休まず出勤して滞りなく仕事を終えた。
脈は相変わらず160台/分。

「ダメコリャ」

もうドリフかよ...と突っ込みつつ、明日朝一番で総合病院にかかることとした。

病院へ着いてすぐにいろいろ検査を受けた。

「発作性上質性頻拍ではなく、心房粗動ですね」

⑵へ続く


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