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no+eをはじめたきっかけ

皆さま、カリフォルニアからおはようございます☀現在、1月6日午前8時半です。本来なら、今頃出勤する時間です。。コロナ感染から3日目の今日、しぶといコロナ菌はまだ私の身体の中に居座っています。熱が下がりません😞 来週からお仕事行けるかなあ〜


日本では、特別支援学校を卒業した、18歳以上を対象とした障害者通所施設で支援員として働いていました。その時に自閉症を伴う知的障害のあるクライエントに対してどのようにサポートし、問題行動を減らし、適した行動を増やしたらよいのか思い悩みました。いくつかの研修にも参加し、実践し、でも効果なく。。。という日々でした。傍ら、ご家族の日々のお話を伺うたびに、何とか改善策はないものかと模索していました。

アメリカにきて運命的に嬉しいことにABAに出会い✨『これだー!』と思いました。独自で学んでいたのですが、理解に苦しみ、これは実践して学ぶのが一番の近道だと思い、この業界に飛び込みました。

アメリカ(カリフォルニア)では早期療育に力を入れ、「自閉症」と診断が出る前の段階で、ケアが必要と保健所で判断をくだされれば、ほぼ無償でABAセラピーやスピーチセラピーを受けられます。

現在、日本では多くの療育に携わる関係者の方々がこのABAを早期療育に取り組み、広めていこうと頑張っていらっしゃいます。でも、この『尽力』がなかなか実らないのが現状です😔

そこで「私に何ができるのだろう」と考え抜いた結果、この”no+e”を通して私のわかっている範囲で情報、戦略方法を配信していこうと思いました。

一人でも多くの自閉症児、自閉傾向がある、または疑いのあるお子さん、そしてそのご家族が日々の生活がもっと暮らしやすい環境に変えていくことが、わたしの『よろこび』だと思い、始めることを決意しました💪

「自閉症」と診断される人の数は年々増加傾向にあります。
※これは自閉症者が昔と比べて単純に増えたわけではなく、診断基準が更に明確になり、専門医が「自閉症」と診断をくだしやすくなったというのが私の見解です。

自閉症者の数 >  支援者の数

この比率はおそらく世界中で起きていると思います。。。

障害のあるかたへのケアが手厚いここアメリカでさえ、人手不足は大きな問題です。「WaitingList」状態で、ABAセラピーが受けられないでいるお子さんも多くいらっしゃいます。

でも、日本ではその比較にもならないほど、まだまだABAによるサポートは浸透していません。

ABAによる療育が広まり、国がどうにかしてくれるのをただただ待ち望んでいればいいのでしょうか。また「自閉症」と診断が出るまで療育に眼を向ける必要はないのでしょうか。わたしは『待つのみ』は得策ではないと思います。

子どもは日々成長しています。新しいスキルを身につけるのも大人とは比にならないほど早く、吸収します。問題行動がみられるお子さんの軌道修正も一日も早く行動に移せば、そのぶんはやくに適切な行動に変わっていくと思います。

では、誰がお子さんの将来のため、家族の未来のために早期介入療育に携わることができるのでしょう?

今の現状を考えるとそれは、父親、母親なのです!

ほかの誰よりも我が子のことを知っていて、ほかの誰よりも我が子の健やかな成長を望んでいる「お父さん、お母さん」が、誰よりも真剣にこのABAによる療育に取り組めるであろうとわたしは信じています。

今後、わたしの理解している範囲で、このABA戦略をお伝えしていきたいと思います!

次回は簡単なチェックリストを配信します🌱


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