指差し練習
もしあなたのお子さんがまだ指差しをしないようでしたら、ご家庭で練習してみましょう!
『指差し』はとても大切な意思表示の手段です。たとえ言葉が出ていないお子さんでも指差しによって自分の要求が叶うんだってことを教えてあげてください。
指差しには、「要求」によるものと、視覚で捉えたものを他者にみてほしい「注目」があります。
さあ、実践です!
お子さんのよく遊んでいるおもちゃを本人の手の届かない場所、または自分では開けられない状態にしておいてください。
2.お子さんがそのおもちゃを欲しがっているタイミングを見逃さず、「何がほしいの?」と話しかけた後に、おもちゃの名前(車、アンパンマンなど単語で)を言いながらお子さんの人差し指を『指差し』の形を作って(*プロンプト)、そのおもちゃをさします。
3.すぐにおもちゃを渡します。
*プロンプト=補助
この練習を10回くらい繰り返し、繰り返し行います。
次に、①と③は同じ。②のプロンプトを少し自立に近づけるために減らします。
たとえば、今まで人差し指以外の4本の指を折りたたんでいたと思います。それを3本の指のみプロンプトします。つまり、自力で親指は折りたためるようになるように。
※この段階ですでに指差しの形が自力でできているようでしたら、手首だけをプロンプトします。
手首プロンプト→ひじをプロンプト→肩をプロンプト→自力で指差し✨できたことをたくさん褒めてあげてください。
同じように10回くらい繰り返します。
それからプロンプト3本指→2本指→1本指の順に
この方法で徐々にプロンプトを減らしながら、うまくいかなくなったら、また一つ前に段階に戻り、根気よくやってみてください。
お子さんが指差しをマスターしたら、色々なシチュエーションで継続してみてください!
おじいちゃん、おばあちゃんからの「なにがほしいの」だったり、二者選択で「どっちがいい」と問いかけたり、絵本の中の恐竜を一緒に指差ししたり。。
新しい「行動」をどんどん置き換えていくレパートリーを作っていきたいですね!
きっと望ましくない行動は減っていくと思います☺️