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創刊|はじめてnote
樹木希林。
石ころがコロコロと坂を転がっていく。
少しずつスリ減りスピードが落ちて、どこかで止まる。
はたまた、
雪の上に雪玉を転がす。
どんどん肥大し動かせなくなり、その場で解けてゆく。
これらが比喩表現なのであれば、
彼女の生き方ははきっと前者だと思う。
(あまりいい例えではないかもしれない…笑)
手放すことで人生を豊かにしていった人。
そのようにわたしには見える。
『おごらず、他人と比べず、面白がって平気に生きればいい』
多くの人に知れ渡ったこの言葉。
彼女が亡くなったあとに、怒涛のように彼女の言葉が取り上げられた。
多くの本が出版され、その一部はミリオンセラーとなった。
多くの人が彼女の言葉を求め、救われた。
少なくとも私はそうだった。
数々の彼女の言葉が私の中に生きている。
でも、ふと思うのだ。
どのようにして、彼女という人間、ものさし、ことばが生まれたのか。
また、わたしたちは彼女の言葉をどう受け入れて、どう行動に移せばいいのだろうと。
あまりに彼女の生き方は稀有で、手本にするにはあまりにリスキー。
ならば、彼女の言葉が『どんな人に』『どのように』活用できるのか。
それを解明したく、
このnoteという場をお借りして
『希林のコトバ。LABO(ラボ) 』を発足した次第です(笑)。
はじめまして。
『希林のコトバ。LABO 』編集部の ヒロキ と申します。
27歳であり、ゲイだと自認しています。
私は、樹木希林さんを敬愛している。
彼女の若かりし頃の映像は、ちらほらと拝見したことはあるが
一緒の時代を生きれたワケではない。
それでいうと彼女の"今"と生きれた人に強烈に嫉妬する。
その時代の過酷さもあるとは思うが…。
彼女はいろんな顔を持っている。
女優、内田裕也の妻、母親、祖母、不動産好き、ミニマリスト、倹約家、ファッショニスタとさまざま。
しかし、彼女の推しとしては私はあまりにも、ひよっこ。
金欠の身ではあるが…
彼女の映像や本、
彼女と交友があった人の言葉をかき集めて
樹木希林という人間の
内面を形づくり
老若男女、
多くの人に樹木希林という
偉大でおかしな存在を
自分なりの言葉でお伝えしたいと思います。
ぜひ、この壮大でちょ〜個人的な人生の蛇足にお付き合いください。
よろしくお願いします!
*YouTubeチャンネル『樹木希林のものさしch』でをほぼ毎日ショート動画を投稿しています。ぜひ、見てあげてください!