shinyshiny2のドラム
私がやっているバンドchikyunokikiの定番曲「shinyshiny2」のドラムのパターンを譜面におこしてみた。
ちなみにH・Hはハイハット、S・Dはスネアドラム、B・Dはバスドラム、Rは右手、Lは左手、()はゴーストノート(聞こえるか聞こえないかの音量でたたく奏法)、>はアクセント、上むきの>はより強いアクセント、 という意味だ。
このビートの特徴は
①上物(ハイハットとスネアのゴーストノート)がギターのループとリンクしており、3連符のノリを出している
②スネアとキックがベースとリンクしており、ベースは♩=200でいうと2小節でひとフレーズになっているのでギターのノリに対してどっしりしたノリを出している
③ハイハットのアクセントが常に裏拍に入っている
スネアドラムは基本左手で叩くことが多いが、この曲ではオルタネート(左右交互)で叩いているので必然的にスネアのアクセントは右手で叩かないといけない。
ハイハットのアクセントは変なところに入っていると思うかもしれないが、右手だけで考えるとアクセントは一回おきなので実はさほど複雑ではない。
【叩き方のコツ】
・右手は一打ごとにタップストローク(※1)とダウンストローク(※2)の繰り返しでノンアクセントとアクセントの繰り返しを表現する
・左手は終始タップストロークに徹する(早いフレーズなので基本フィンガータップがオススメ)
※1:高い位置からスティックを振り下ろして叩き、低い位置に留めておくストローク
※2:低い位置から叩き、低い位置に留めておくストローク
あと一番苦戦したのはキックだ。ゆっくりのテンポで練習して少しずつ早くしていくしかない。
これは私が編み出したビートではない(ギターの及ちゃんのアイディア)が、一つのビートでハイブリットなノリを出せるまさに唯一無二のビートではないかと思う。
ルーディメンツの練習になるので、もし興味あるドラマーは一度叩いてみてほしい。