完璧主義の弊害
どうやら私は完璧主義らしい。まあ自覚してる。
前回の投稿で潰しが効かないという言葉が嫌いだと書いたが、これが私の完璧主義をよく表しているであろう。全て全開でやろうとしてしまうのだ。そして、やれなそうなことはそもそも始めないという選択肢をとってしまう。
今日は大型自動二輪の卒検だったのだが、ここでも私の悪い癖が出てしまった。
実は私は他の教習生よりセンスがいい。大型自動二輪ではスラロームは7秒以内に通過する必要があるのだが、感覚で飛ばせば5秒台を出せてしまう。波状路もなんとなくやってできてしまう。
だから、教官には検定ではもっとのんびりやりなさいと言われていた。卒研は70点以上で合格だ。だから、スラロームなんかはパイロンにぶつけて一発で失格になるよりは、時間を気にせずのんびりやって減点されるほうがマシである。免許の検定は学校のテストとは違い、70点で合格しても100点で合格しても同じである。
そして卒研。スラロームはのんびりやった。きっと7秒に限りなく近かったであろう。一本橋は10秒以上かけて通れば満点だが、8秒ぐらいで抜けておいた。
そして波状路。まあ要はクラッチを繋ぎながら凸凹をまっすぐ走るだけだ。なぜか欲を出してゆっくりやってしまった。そしたらエンストした。終了。
教習では一度の失敗もしなかった波状路。スラロームも一本橋も(自分の中では)軽ーくやったが、考えてもいなかった波状路にも私の完璧主義が隠れていたようだ。
ちなみに波状路は卒研の中では一番最後にある項目だ。あと数秒で合格というところで落ちたわけだ。
次回はもう全部テキトーにやろうかな。