子供の通う学校にライラックが咲いていた。自分でも育ててみたくて「リラワンダー」という種類の苗木をネットで買った。
ひとまず鉢植えにしてみた。
家の生垣はヒイラギモクセイという種類で、この時期になるとヘリグロテントウなんちゃらかんちゃら、という害虫が大量につく。
成虫になってから消毒をしてからでは効き目がないらしく、今年もうっかり消毒を忘れたため、大量発生して時既に遅し。あーあ。ま、仕方ない。刺すわけでもなし、そのうちいなくなるだろう、と諦めていた。
リラワンダーの鉢は、生垣から離したところに置いてあった。にもかかわらず、あっという間にヘリグロ何ちゃらが集まってきていて、そこで初めてモクセイ科だということに気づく。時既に遅し再び。葉っぱは全部食べられてしまった・・・
ライラック(リラ)とマートル(ミルテ)は、クラシックの作品によく出てくる植物で、リラ、ミルテ、の響きからして好きだ。
自宅待機業務が増えた今(送迎に備えるため)庭に好きな木を植えたいと思ったのに、リラやミルテを窓辺に咲かせたいと思ったのに、なかなかうまくいかないものだ。
でも、ライラックは逞しく新芽をつけていて、そこから早速柔らかな葉が生まれてきた。今はその緑に癒されている。