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【暮らし】マレーシアでのお部屋探しと初期費用について

マレーシアでお部屋を探す方法と、初期費用について説明します。

日本と違って、マレーシアでは仲介手数料が不要といった大切な情報も併せてお伝えしますね。


お部屋探しの方法


マレーシアでお部屋を探すなら、iPropertyというサイトがおすすめです!
これ一択と言っていいと思います。
私は現在2件目の物件に住んでいますが、どちらもiPropertyで探しました。

https://www.iproperty.com.my/

このサイトでは、購入と賃貸の両方を検索する事ができます。
どちらも住みたい場所や家賃、部屋の広さを入力すると、該当するお部屋がリスト形式で表示され、簡単にざっと目を通す事ができます。

すでに希望の物件やマンション名が分かっている場合は、物件名での検索も可能。

たまに、入居が決まった物件がリストされている事もありますが、地域や物件、広さに応じて予算感をつかむ事ができます。
今後の家賃交渉にも役立ちますね。

もし気になる物件があれば、物件情報に記載されてるローカルの不動産エージェンのWhatsappへ気軽に連絡してみましょう。
ただし、連絡が遅いエージェントはパスした方が無難かな…と思います。

また、日本人や日本語の話せる不動産エージェントをiProperty上で見つけるのは難しいと思いますが、ビザの代理店や日本人会から紹介されるケースもあります。

初期費用

目安

マレーシアでお部屋を借りる場合、初期費用は家賃4か月分が目安です。

内訳


初期費用家賃4ヶ月分の内訳は、次の4項目からなります。

  1. Booking Fee  

  2. Security Deposit 

  3. Utillities Deposit 

  4. Agreement FeeとStamp Fee    

Booking Fee

ブッキングフィーとは予約金(申し込み金)のこと。
これを支払うことで、お部屋の確保ができます。
金額は家賃1か月分で、これは初月の家賃に充当します。

Security Deposit

セキュリティーデポジットとは保証金のこと。
金額は家賃2か月分です。
賃料の滞納や退去時に破損等がある場合、ここから差し引かれます。

Utilities Deposit

ユーティリティデポジットとは光熱費に特化した保証金のこと。
電気や水道などの支払いが滞った場合、ここから差し引かれます。

金額は家賃の最低0.5か月分から最高1ヶ月分まで。
金額は大家さん次第ですが、通常0.5ヶ月分みたいです。
わが家は2軒とも0.5ヶ月分でした。

 Agreement FeeとStamp Fee

アグリーメントフィーとは、家主と借主間で承諾締結した契約書を、マレーシア国内で法的効力をもたせて登録するための費用です。

スタンプフィーとは、法的書類を作成する際に必要な税金のこと。
この2つは通常借主が負担します。

それぞれの金額は、賃料や契約期間によって異なります。エージェントに質問すると明細を教えてくれます。

サンプル

たとえば、家賃RM2,000の物件を1月から借りる場合、初期費用はこうなります。(Utillities Depositは0.5か月とする)

  1. Booking Fee  R2,000。1月の家賃になる。

  2. Security Deposit R4,000  

  3. Utilities Deposit R1000 

  4. Agreement FeeとStamp Fee  R450(目安)

 合計 R7,450

だいたい家賃4か月分ですね。
なお、日本で必要な「火災保険料」はありません。

仲介手数料・内覧手数料


マレーシアでは、日本とちがって不動産仲介業者(不動産エージェント)へ仲介手数料を支払う必要はありません。
これは、大切な事なのでもう一度言いますね!

マレーシアでは、借りる側は不動産エージェントへ仲介手数料を払う必要はないのです。
その代わり、大家さんが仲介手数料をエージェントへ支払います。

時々、内覧手数料を取るエージェントがあるようですが、本来は必要ありません。

とはいえ、心に留めておきたい事があります。
本来内覧手数料はかかりませんが、借りる気も無いのにエージェントを内覧に連れ回すのはNG。

ローカルのエージェントで、日本人から冷やかしで内覧に何度も連れ回されて、結局何も決めてくれなかった…。という話を聞いた事があります。気に入る物件がなかったのなら仕方ありませんが、単なる冷やかしで何軒も内覧するのは、やめた方がいいでしょう。

そういった冷やかしを避けるために、内覧手数料を取るエージェントがあるようですが、お部屋を決めるとその手数料は差し引いてくれる場合もあるようです。事前に直接エージェントに確認してみましょう。

契約期間


賃貸の契約期間は1年または2年が多いようですが、大家さんによるようです。1ヶ月更新の知人もいますし、学校の関係で15ヶ月の契約をした人もいます。

当面の契約については、住んでみないと分からないことも多いので、まずは1年契約がいいかな、と思います。

支払い


筆者の場合は2軒とも、Booking Feeをまずエージェントへ支払いました。

その後、Security DepositとUtilities Depositを大家さんへ、Agreement FeeとStamp Feeをエージェントへ、入居するまでに各人の銀行へ振込みをしました。

その後の毎月の家賃は、直接大家さんの口座へ振り込みしています。

光熱費とWifi


電気、水道、Wifiは、個別に直接各会社へ支払います。
クアラルンプールでは、光熱費の支払いをアプリで簡単に行えますし、請求書でコンビニ支払いにも対応しています。


ここまで、マレーシアでのお部屋探しについて説明をしました。
不動産エージェントにコンタクトを取るところが始まるかな、と思います。
その際は、Whatsppが必須ですので、インストールがまだの方は準備しておいてくださいね。

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