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強奪のおさらい

ダスクモーンが出たり月末のラダーをやってたので遅くなっている。賞味期限もう終わりかけかもしれないが書かねば。

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強奪の簡単能力解説

  • 対戦相手一人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーから土地でないカード3枚を無作為に見て、そのうち1枚を追放する。あなたはそれを好きな色のマナで唱えてもよい。

対戦相手のライブラリーから必ず打てる呪文が貰える能力なのですが、土地は別途引く必要がある点に注意。


強奪デッキ相手は強奪カードを強奪することが出来る(最重要)


個別カード解説(強奪生物)

《荒々しい財宝略奪者》

アルケミーで一番強いと言い切ってもいいカード

真っ先に紹介する必要があるカード。

《荒々しい財宝略奪者》は強奪デッキを上位足らしめているといっても過言ではないクリーチャー。

2マナ2/2先制攻撃、戦場に出た時カード1枚を捨てて強奪と、あなたがオーナーでない呪文(対戦相手の呪文)を唱えるたび宝物トークンの生成

  1. 2/2/2に先制攻撃とサイズ自体は昨今では一般的。

  2. カードを1枚捨てて強奪だが、手札が0枚であれば捨てなくても強奪する。(出来ない処理は無視)

  3. 宝物トークンの生成はアンタップインで行われる。


手札を強奪したカードに変換するルーターに近いのかと思いきや、手札が無くても強奪を行いアドを取る。
捨てる能力が弱いのかと言われるとそんなことはなく再誕リアニ等で役割を持っている。そもそも強奪を行うのでアドバンテージを失っていない。

宝物がアンタップインで出るのは感覚として唱えた呪文が1マナ軽くなるのに近いが、宝物なのでマナを出すしフェイズやターンを跨いでも戦場に残る。《財宝略奪者》が2体いる場合に強奪した1マナを唱えると、宝物が2つ生成されるし、更に《財宝略奪者》が増えるたびに生成量は増える。

これが強奪ミラーで出された場合、対戦相手の《財宝略奪者》を奪って唱えて宝物を出しつつ強奪し、次の強奪を唱えて軽い強奪や《財宝略奪者》を強奪して宝物の量が増え、最終的に《勝利の逃走》を強奪からのプレイで強奪を連鎖させドレインで勝利するという事態が発生する。
盤面負けていてもトップから《財宝略奪者》だけで《勝利の逃走》まで繋がってしまうこともしばしば。

2マナで3枚見て一番強いカードを拾えるということで、ヒストリックのボロスエネルギーで使われた過去がある。


《泥棒エイヴン》

3マナは重さを感じる

青編で少し書きましたが強奪目線での補足。

3マナ1/4のサイズはアルケミーでよく採用される《押しのけ》や《執念の徳目》といった2マナまでの除去が当たり辛くなっている一方、除去として《豚の先触れ》が多く採られる環境、加えて早いハツカネズミの台頭で3/1/4飛行が取り回しの悪い盤面に多く出くわすようになり、私は不採用の形をとりました。
殴れたら勿論強いんですが、なかなか殴れない。


《歪んだ看守、グレンゾ》

強いが不安要素が大きい

戦場に出た時とアップキープ開始時に強奪と、1ターンに1回強奪したカードを0マナで唱えられる権利を得る。

この記事で軽く《グレンゾ》に触れたが、コストが重く枚数取りづらいので少枚数にするのだが、相手に強奪を行われた場合は3枚見るので獲られる可能性がそこそこあり、出された際に《勝利の逃走》や《悪夢編み》を獲られて自分で入れたグレンゾに詰まされるといった負けを減らすため私は不採用としています。


個別カード説明(強奪呪文)

《墓地の期待》

1マナインスタントで必ず有効牌を貰えるカード…?

シンプルに強奪と墓地3枚掃除して3点ゲインするインスタント
《財宝略奪者》をコントロールしていて相手の《墓地の期待》を唱えると強奪しつつ宝物がペイバック。2体いると宝物2つ。わお。

基本的には強奪してカードを見繕うカードなので気軽に撃っていい。
対戦相手がリアニメイトなどの墓地利用だと認識したら墓地追放のモードを使うことを考える。
稀にライフ3点欲しくなる時があるが、本当に稀なので基本考えなくてよい。緊急時になったら撃つだけなので。

軽いは正義、これは1マナのチューター。

《悪夢編み》

強奪ついでにいやがらせ

通常は1つだが、対戦相手から強奪したパーマネント(土地以外)をコントロールしていると2つまで選べるようになる。

  • 強奪

  • ターン終了時まで対象は-5/-5

  • 《否認》

基本的には強奪が出来ていない場合は除去か《否認》で撃つことになる。
強奪を行って唱え何かをコントロールしていれば1:2交換をする。
最低限除去があるので素で撃って悲しくなることは少ないし、除去がマイナス修正なので《軍勢の武勇、タージク》を後腐れなく除去できる。
総じて便利。


《勝利の逃走》

強奪の勝利条件

瞬速、2回強奪、強奪カードを唱えると2点ドレイン

2回強奪の部分だけを見たら《速足の学び》に近いカードなのだが、3色のアルケミーのカードということで強奪したカードを唱えると2点ドレインのボーナスがついてくる。そのおかげで強奪デッキが成り立った。

このカードの真価は《財宝略奪者》が立った時。強奪カードを唱えるだけで宝物生成と2点ドレインが発生する。
そうでなくても軽いカードを拾って2回唱えて盤面整えつつ4点ゲインや、相手から強奪カードを強奪したら唱えた分だけドレインが誘発する。
そして重ね張り可能。

欠点としては3色以上で縛られるという点で、土地配分の妥協を許してくれない。というくらいで、通ったら通った分だけ勝ちに近づくカード。

対戦相手のカードを使える非強奪カード

まで書こうとしたけどこの記事が長くなるので次回に。

ここまで読んでいただいた方へ、ありがとうございます。

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