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出版企画書の持ち込みってどう?【出版のヒント】

商業出版支援サービス「ほんたま」を運営するNPO法人 企画のたまご屋さんのメンバーは、毎日多数の出版企画を拝見しています。企画を応募してくださるみなさま、いつもありがとうございます!

本を出版したい人の中には、持ち込み可能な出版社に直接アプローチしようと考える人もいるかもしれません。

この方法で企画が採用される確率は正直低いですが、決してゼロではありません。

弊団体から配信したものの反応がなかった企画の中にも、その後、著者自身が出版社に売り込み、見事出版されたものがあります。

持ち込み可能な出版社はあまり多くはないのですが、ホームページで企画を募集している会社を見つけたら、応募してみるのもいいでしょう。

例えば、以下の出版社では企画を募集しています。

あさ出版
サンクチュアリ出版
食べもの通信社
ディスカヴァー・トゥエンティワン

持ち込み前には、その出版社が刊行した書籍をチェックして、自分の企画と合っているかどうか確認しておきましょう。

例えば、スピリチュアル系が専門の出版社にビジネス書の企画を持ち込んでも、「うちでは出せません」と断られてしまうだけです。

激安で勝負している大衆居酒屋に、ロマネ・コンティのような高級ワインを売り込んでも仕入れてもらえませんよね? それと同じように、どんなに素晴らしい企画でも、出版社のカラーと合わなければ、採用されることはありません。

次の注意点は、自費出版をメインとする会社への持ち込みです。最初から自費出版を希望しているなら問題ありませんが、そうではない場合、話が進むうちに費用負担が前提となる可能性があります。

最後に、「必ず返事が来るとは限らない」ことを理解しておきましょう。不採用の場合でも、丁寧にお断りの連絡をくれる社もありますが、多くは返信がありません。また、「企画会議で検討する」といった前向きな返答であっても、長い時間がかかることがあります。

出版社ごとに方針やタイミングがあるため、一社に断られたからといって諦める必要はありません。企画をブラッシュアップし、別の出版社に提案することで採用される可能性もあるので、また挑戦してみましょう。

出版社への企画の持ち込みを検討している人は、企画のたまご屋さんの商業出版支援サービス「ほんたま」への応募も検討してみてください。一度に約1000人の登録編集者にあなたの企画が見てもらえるチャンスがあります。




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