【自分と社会を繋ぐ3つのカギ】~社会のニーズを捉え持続可能なビジネスを作る方法~
この動画の10個のポイント
1. 「will」「can」「must」フレームワークの活用
ビジネスを構築する際には、自分の「やりたいこと(will)」、「できること(can)」、「社会や市場が求めていること(must)」の3要素のバランスが重要。このフレームワークを使うと、単なる思いつきではなく、実際に社会に貢献できるアイデアが明確になる。これにより、持続可能で利益の出るビジネスモデルを作ることができる。
2. 「must」から始めることの重要性
起業において最も大事なのは「社会のニーズ(must)」をまず見つけ出すこと。いくら自分がやりたいことがあっても、それが社会に必要とされていない限りビジネスとしては成立しにくい。顧客のニーズに基づいて、新しいミッションを設定することが、ビジネス成功のスタート地点となる。
3. やりたいこと(will)にこだわりすぎない
自分の「やりたいこと(will)」を優先しすぎると、顧客のニーズとずれてしまうリスクがある。起業の初期段階では、まず顧客の課題解決や機会実現をすることが優先。やりたいことは顧客との接点や実践を通じて少しずつ見つけ、広げていけばよい。自己満足のみに基づいたビジネスは継続が難しい。
4. 総合スキルの必要性
事業を成功させるためには、マーケティング、財務、会計、顧客対応、技術などの総合的なスキルが不可欠。単一の専門スキルに依存するだけでは、事業を運営することは難しい。多様な業務をこなせる「総合格闘技的」な能力を身につけることで、ビジネス全体を俯瞰し、成長を支えることができる。
5. フリーランスと企業の違い
フリーランスは、特定のスキルを活かして単発の仕事を請け負う形態だが、企業はそれとは異なり、継続的に価値を生み出すことが求められる。企業は「自分が提供できるもの」だけに固執せず、顧客や市場のニーズに応じて新たな価値を生み出し続ける能力が重要。
6. 市場と顧客ニーズを優先する
ビジネスの出発点は、顧客が抱えている問題や社会が求めているニーズの把握にある。市場調査だけでなく、実際に顧客と触れ合い、彼らが何に不満を感じているのかを自分自身が体験することが大事。ニーズを的確に捉えることで、顧客が望む価値を提供できる。
7. 自分のスキルに固執しない
起業の際、今の自分にできること(can)に固執する必要はない。新しいスキルはビジネスの必要に応じて学べばよい。事業の成長に合わせてスキルセットも進化させることで、ビジネスチャンスを広げ、競争力を高めることができる。起業は成長と変化のプロセスである。
8. 常にアップデートする姿勢
will、can、mustは一度決めたら終わりではなく、環境や市場に応じて絶えず変化するものである。自分のフレームワークを定期的に見直し、アップデートすることで、常に最適なビジネス戦略を保ち、変化に対応できる柔軟なビジネスを構築することができる。
9. 小規模ビジネスの可能性
起業は大規模な市場に限らず、小さな市場ニーズや個人的な経験からも十分に成り立つ。スモールグッドビジネス(Small Good Business)とは、少数の顧客に対して大きな価値を提供するビジネスのこと。自分の身近な問題や経験を活かして、特定のニーズに応えることで成功する可能性がある。
10. 起業は自分で新しいミッションを作り出すこと
起業とは、既存のミッションに従うのではなく、自分が新たに社会や市場で必要とされるミッションを見つけ、それに基づいてビジネスを創造すること。自分のスキルと意欲をもとに、社会の課題を解決するための新しいミッションを見出し、そのミッションに沿ったビジネスを構築することが重要である。
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