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Kindle出版で自分ブランドを作る

今も昔もサクッと布教をすすめるためには『本』が最良なのです。
私は18歳で業界に入り20年以上、紙媒体の印刷物に携わってきました。
某出版会社でアートディレクターを務めていたことも、某アニメーション学院で講師を務めていたこともあるし、なにより中学生時代から学友たちと自費出版の同人誌を作っており、『本を作る』ことに関してはプロ中のプロだったのです。
そんな私にとって『電子出版』は印刷物のライバルとして、敬遠してきた訳ですが、目前に迫る2025年シンギュラリティ、世はまさに自己ブランディング時代。noteだってプロフィールが9割、SNSはアカウントを作る前が勝負、自己紹介ができなければ時代の波には乗れない。となれば『kindle出版』やらないという選択肢はないでしょう。

副業から始めるセルフパブリッシングのすすめ

インターネットが普及し、私たち一人ひとりが情報発信できる時代になりました。その中で、「Kindle出版」は特に注目されている手法の一つです。
出版業界に詳しくなくても、出版社に頼らなくても、Kindleの自主出版(セルフパブリッシング)プラットフォームを使えば、自分の本を簡単に世に送り出すことができます。これにより、あなた自身のブランドを構築することができ、うまくいけば副業として収入を得ることも可能です。
しかも、初期費用ゼロならばやらない選択肢がありません。

本記事では、「自分でもできそう」と思えるKindle出版の具体的な方法と、自分ブランド作りのポイントを解説します。

1. Kindle出版のメリットとは?

Kindle出版は、Amazonの電子書籍プラットフォーム「KDP(Kindle Direct Publishing)」を使って行います。このセルフパブリッシングは、個人でも手軽に書籍を出版できるのが最大のメリットです。具体的なメリットをいくつか挙げてみましょう。

  • 初期費用がほぼ不要:Amazonで買い物したことがある方ならアカウントを持っていますよね。登録も手数料も不要なうえ、紙の出版とは違い、印刷や在庫管理のコストがかからないため、出版にかかる費用を大幅に削減できます。全ての作業を自分で行えば、実質0円で出版することも可能です。

  • 収益率が高い:Kindleストアでの販売に対して70%という高い印税率が得られます。これは従来の出版方法と比べてかなり高く、売上が伸びれば大きな収入につながる可能性があります。しかも一度発行してしまえば自動販売機のように売れ続けます。

  • 世界中に届けられる:AmazonのKindleストアには多くの読者が集まっており、作品を見つけてもらいやすい環境です。また、Amazonが無料で宣伝してくれるため、追加の広告費用をかけずにプロモーションができます。多言語対応も可能なため、海外の読者層にもアプローチできます。

2. どんな内容の本を書けばいいのか?

Kindle出版で収益を上げるには、ランキング1位を狙いレッドオーシャンで戦う事が重要です。自己啓発やビジネススキル、ライフハックなどのジャンルは常に需要が高く、副業としても取り組みやすいテーマです。

しかし、自分の苦手なことや好きでもない事を書いたところでつまらないと思いませんか?
せっかく本を出版するなら、あなたが「経験したこと」や「好きで興味があること」で「誰かの悩みを解決できること」を考えることが大切です。
ターゲット次第では、今まで書き溜めてきたnoteやSNSの記事をまとめてみるのも面白いと思います。そう、あなたの一歩うしろを歩く相手『後進』に向けた本を書くべきなのです。

例えば、次のような内容です。

  • 経験や知識を活かす:自分の得意な分野で「これならアドバイスできる」という内容があれば、それを本にまとめましょう。例えば、「営業職で培ったテクニック」や「料理のレシピ集」、もしくは「日々の生活が楽しくなるアイデア」など、実用的な内容は評価されやすいです。

  • 個性的な視点を活かす:独自の視点や体験を加えることで、ありふれたテーマも自分だけのオリジナリティを出すことができます。「自分ならではの視点」や「今までに気付いたノウハウ」など、他の著者とは違う角度を見つけてみましょう。

  • 初心者向けガイド:どんな分野でも「初心者向けガイド」は常に需要があります。初めての人が理解しやすく、簡潔に解説することで、多くの人に届きやすい内容に仕上がります。

3. Kindle出版までの具体的な手順

「自分でもできるかな?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、Kindle出版は想像よりも簡単です。以下、基本的な手順を解説します。

  1. 執筆:まずは、書く内容を決め、Wordなどのエディタを使って原稿を書きます。目安としては、3万字程度の短い内容でも十分です。

  2. 表紙デザイン:表紙はAmazon上での「顔」になります。表紙次第でクリック率が変わるので、デザインにはこだわりましょう。デザインに自信がなければ、デザインサービスを活用するのもおすすめです。

  3. KDPへの登録:Amazonの「KDP(Kindle Direct Publishing)」にアクセスし、アカウントを作成します。ここで原稿と表紙をアップロードし、価格設定を行います。収益を最大化するためには、価格帯やマーケットを意識して設定しましょう。

  4. 出版とプロモーション:出版後は、SNSやブログを活用して宣伝活動を行います。読者からの評価やレビューも重要ですので、少しずつファンを増やしていくことが重要です。

4. Kindle出版が副業になる理由

Kindle出版は、長期的な副業として非常に優れています。なぜなら、一度出版した本はその後も自動で売れ続け、安定した収益を生む「ストック収入」となるからです。副業であるために時間的な負担が少なく、自分のペースで進められるのも大きな魅力です。

さらに、自分の知識や経験をまとめた電子書籍を出版することで、「自分ブランド」を作ることができます。特定の分野に精通した人物としての認知度が上がると、他の仕事や副業の機会も増える可能性があります。
本を読んでくれた人はあなたの人柄を知ってくれたことになりますから、濃い見込み客=FANになってくれる可能性が高いです。
例えば、ブログやSNSで本の内容を発信しながら、スキルマーケットでサービスを提供したり、コンサルティングや講演などの新しい収入源に繋げることも、リンク一つで可能になることでしょう。

5. 読者に「価値」を届けることでFANを増やす

Kindle出版を通じて「自分ブランド」を確立するには、「読者に価値を届けること」が重要です。具体的には、以下のようなポイントを意識して執筆することが効果的です。

  • 実用的なアドバイスを提供する:読者がその内容を読んで「なるほど、すぐに試してみよう」と思える具体的なアドバイスを盛り込みましょう。

  • 読みやすさに配慮する:紙媒体と違って、スマホなどでも見やすく。通勤時間などでも読みやすいよう、文章は短く簡潔に、改行も多めに入れて、見出しやリストを使って整理する必要がでてきます。

  • 自分の人柄を感じられるようにする:著者の人柄や信念が感じられる文章は、読者に親しみやすく、ファンを増やしやすくなります。むずかしい言い回しをしようとはせず、あなたらしい自然体の文章で大丈夫です。

読者の興味を引く工夫

  • Q&A形式:よくある質問に答える形式で、読者の疑問点を解消する

  • 体験談:実際に筆者が体験した失敗談を紹介する。苦労話や失敗談は、成功談よりも聞く機会がないため貴重な情報となり、読者のためになる。

  • 特典:記事を読んでくれた読者への特典(無料プレゼント、動画など)を用意する。これは今はあまり流行らないとされるが、まだまだ有効。

読者の行動を促す言葉

  • 今すぐ「Kindle出版」して、あなたの作品を世界へ届けましょう!

  • 使い慣れたメモ帳やWordで、気軽に電子書籍を作ってみませんか?

  • あなたの経験が、誰かの役に立つ第一歩を踏み出しましょう。

まとめ

Kindle出版は、特別なスキルや資金がなくても始められるため、非常に身近な副業といえます。
また、自分の得意な分野や興味を生かして書籍を作り、読者との接点を持つことで、自己表現の場としても価値が高いのです。読者に「価値」を届けることでFANを増やし、長期的な収入源とすることができるKindle出版は魅力的ですね。まずは、今日から「自分の書きたいテーマ」についてアイデアをまとめ、実際に一歩踏み出してみませんか?

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ちゃのせん
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