人間ロボットシステム研究室の紹介
皆さん、こんにちは!
執筆を担当した大谷研(人間ロボットシステム研究室)4年の川村と髙栁と武藤です。
この記事では、研究室の活動内容や魅力について簡単に紹介します。
ロボットに興味がある方や研究室選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
ぜひ最後までご覧ください!
研究室ホームページはこちらから
https://sites.google.com/view/takuya-otani/top
[大谷研はどんな研究室]
人間ロボットシステム研究室では人型ロボットの開発や操縦を中心として、タイヤで走る農作業ロボットなど人型以外にもチャレンジしています。
新設の研究室のため、4年生は3人、3年生は6人と少人数ですが、小数精鋭で日々研究に勤しんでいます。
[どんな研究をしているの?]
~足裏~
4年生の川村です。私は、人間とロボットがより自然に協働できる未来を目指し、人間の感覚を活かしたヒューマノイドロボットの操縦システムの研究を行っています。
現在、ヒューマノイドロボットは、私たち人間のように巧みにバランスをとることが難しく、ちょっとしたことで転倒してしまうことがあります。そこで、人間がロボットの操縦者となり、まるで自分の体のようにロボットを動かすことで、より安定した動作を実現しようと考えています。
具体的には、ロボットの足裏に設置したセンサーで得られる力を、操縦者の足裏に再現する装置を開発しています。この装置を通して、操縦者はロボットがどのような状況にあるのかを直感的に理解し、より繊細な操作を行うことができるようになります。
まるでロボットが自分の分身であるかのように、感覚を共有しながらロボットを操縦する。そんな未来が訪れるように研究を頑張っています!!
~操縦~
4年生の髙栁です。私はロボットの操縦の研究をしております。
皆さんはロボットの操縦をしたいと思ったことはありますか?
ロボットの操縦は一見簡単そうに見えますが、実際にはさまざまな難しさがあります。例えば、人とロボットでは関節の数や手足の長さが違うので、自分が思った場所にロボットを動かすのが難しいことがあります。また、人が速く動いてもロボットが同じ速さで追従できない場合があり、ロボットが思い通りの動きをしてくれないことがあります。
私の研究では、こうした問題を解決するために新しい操縦システムを開発しています。
~農業~
4年生の武藤です。私は農作業ロボットの実用化に向けて, 野菜を優しく掴むためのロボットハンドの研究に取り組んでいます。TPUという素材を聞いたことがありますか? スマホのクリアケースによく使われていると思います。プラスチックの仲間ですが非常に柔軟性があります。この素材でバネの形を作ってそれをたくさん並べたハンドを創るのが私の研究です。
大谷研の農作業ロボットは最終的に完全自動を目指していますから、人間は何もしなくても野菜が運ばれてくる時代も来るかもしれませんね♪
[私が思う研究室の魅力]
上記で説明したロボットに関わる研究を行える点も魅力の一つですが、それだけではありません!
まず、この研究室では大谷先生の影響力もあり、企業との共同研究が頻繁に行われています。「企業との共同研究って何?」と思うかもしれませんが簡単に言うと、会社の人たちと一緒に実際の仕事に役立つ技術や仕組みを考える活動です。これを通じて実践的な現場で役立つ知識と経験を積むことができます。
また、研究室の雰囲気はとても良くみんなが真剣に取り組みながらも、お互いに助け合っています。ロボットの研究が好きな人や新しいことに挑戦したい人にとって、この研究室は最高の場所だと思います。
さらに、研究室はまだ新設ですが、今後は合宿なども計画されており、メンバー同士の交流を深める機会が増えるのが楽しみです。
[最後に]
ここまで読んでいただきありがとうございます! 人間ロボットシステム研究室では,学生の主体性を尊重しつつ,大谷先生をはじめとした先輩方が基礎から親身にサポートしてくれます。
私自身、この研究室で実験や理論を通じて深い知識と技術を身に着け、有意義な研究生活を送ることが出来ました。
ロボットに興味があり、一度はロボットの操縦や開発に関わってみたいという方にはぴったりの環境です。
ぜひ、一緒に新しい可能性を探求しましょう!