嫁の不機嫌対策
日曜朝、長女発熱。
企業戦士は大学で講義中。
帰りにお惣菜や、ゼリーなど、必要になりそうなものを買って帰宅。
なぜか買ってきたものが気に入らない嫁。
月曜朝、熱が下がらない長女。
ダイニングテーブルは散らかり放題、夜、嫁と娘が寝てから勉強していたんだろう。
コーヒーカップや、深夜に食べたであろうお菓子の包み紙。ソファで寝たであろう痕跡。
全てが気に入らない。
もちろん嫁は仕事を休み、病院へ。
長女はインフルエンザ陽性。
しっかりと流行りにのってくれた。
長女の看病と家事ををしながら、次女を幼稚園へ送り、習い事の送迎、1日はあっという間。
毎日深夜に帰宅の企業戦士がめずらしく、19時に帰宅。
昨夜から機嫌の悪い嫁のために、ケーキ付で帰宅。
「1日お疲れ様。大変だったね。明日は、テレワークにしたから、仕事行っておいでよ。」
「仕事より、習い事の送迎をお願いしたい。」
可愛くない返答しかできない嫁に、企業戦士から極めつけの一言。
「ゆっくりお風呂に入っておいでよ。」
久しぶりに一人で入るお風呂。
今日、早く帰るためにどれだけ企業戦士が頑張ったか。
明日、テレワークにするためのがどれほど労力が必要だったか。
明日の夜は、楽しみにしていた大学院で知り合った方々との飲み会。それもすでにキャンセルしていた。
「私はこんなに頑張ってる!私はこんなに大変だった!」
お風呂に入りながら、起業戦士の努力を思い、
不機嫌で表現していた自分を恥じる。
お風呂を出てすぐ、
「早く帰ってきてくれてありがとう。安心した。明日もありがとう。嬉しい。」
と伝えると、満面の笑みと共に、
「コーヒー淹れるから、ケーキ食べよう。」
と企業戦士。
私がんばったから、たくさん褒めて!
ってこれからは正直に言おう。
そして今朝、しっかり嫁も発熱。
熱があっても朝は起きれるし、書きたいことは湧いてくるし、感謝もできるもんだなと実感。
多分インフルエンザでしょう。
一週間よろしく企業戦士。
不機嫌な嫁の一番の対策は、不機嫌なことに触れないこと。