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誰もが人間らしさと喜怒哀楽を感じられる。私が思う、スポーツのチカラ。

「#スポーツのチカラを感じた瞬間」。

このお題を見た時、率直に「常にあるな」と思いました。

いつだって、“人間らしさ”を感じられた

小学校時代はサッカー・ソフトボール・ゴルフなどと多種目を経験しました。家庭環境が複雑で、スポーツをしている時だけは全てを忘れて、目の前の一瞬に没頭できる時間。小学生ながら、スポーツがあるから切り替えたり元気が出ることも多く、今思うとそれが私個人にとっての“スポーツのチカラ”だったなと。

中高大、そして社会人2年目の今も、私にとってスポーツは常にそういった存在です。学校・インターン・仕事・家のこと・プライベートで何かが上手くいかなかったり考え込んでしまうとき、一度身体を動かせば、もう一度向き合う気力が出てきたり頑張ろうと思えます。自由に動いて、誰にどんな影響を与えるかを気遣うことなく喜怒哀楽を表現できる、人間らしさを最も感じられる瞬間というか。

特に大学以降は、一度スポーツを挟むことで感情的な部分を取り払い、重要な事実と正面から相対できるようになると実感しています。何に感情的になっていて、何が問題で、何が原因なのか。解決するためにどうすればいいのか。私の場合、何かを解決するためにはもはや運動が必須だと思うほどです。

選手として最もスポーツのチカラを感じたのは、コロナ禍1年目に迎えた大学時代の最後の試合、大学日本一決定戦でした。スポーツでしか得られない人との深い関係値や一体感、スポーツでしか与えられない感動。詳しくは下記のnoteに書いていたので、割愛します。

そんなこんなで、スポーツなら心から関われると思った(むしろスポーツしかやりたい理由を筋道立てて話せるものがなかった)のと、私が経験してきた地域スポーツに関わりたいと思ったところから、アマチュアスポーツで事業を展開している今の会社へ。

あるママさんバレーの練習を見て。

その中で、先日「ああ、良い」と素直に思い、“スポーツの力”を感じた取材がありました。
地方のママさんバレーボールチームの取材で、練習を見学させていただき、メンバーの方々のお話を伺ったのですが、

心から好きで、楽しんでいるなと。

週に2回、夜の時間に皆でわざわざ集まる意味。ひとつひとつのプレーをみんなで本気で楽しみ、表現している姿を見て、「誰もが体験できるスポーツの良さ」を目の当たりにした気がしました。同時に、スポーツが本業ではないからこそ作れる空間でもあるのかなと。

改めて、こういった地域に根付いたスポーツ活動、アマチュアスポーツに関わっていきたいと思った瞬間でした。

プロスポーツの華やかさや面白さももちろん良いし、それはそれで好きです。でも私が体験してきたスポーツのチカラは、どんな人でもスポーツを生活に取り入れてそれぞれの立場で楽しみ、それ自体に価値を感じることにこそ本質がある、とも感じています。

スポーツは遊びが語源だ、と大学時代の授業で唯一くらいに覚えている言葉がよぎりました。

その端くれに少しでも関われる人生だとしたら、とても嬉しいなと。


Twitter ID:@kiju52







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