自分らしさを大切に生きる/22歳大学生〜100人いたら100個の答え〜【EPISODE.18】

▶︎プロフィール

ゆかこさん（２２）

神奈川県横浜市出身。東京都の大学へ進学し、サークルやアルバイト、学生団体で活動。その他に、個人のインスタグラムアカウントで様々なトピックを発信している。現在4年生。

▶︎はじめに

ー大学生活について聞かせてください！

ゆかこさん：大学では国際交流サークルの活動に力を入れていました。日本人の学生と留学生とで交流して、真面目に勉強というよりは、ラフに仲良くなれるような場を作っていました。アルバイトでは、三年以上続けているバイト先で、お給料をあげて欲しいと店長に直談判しました！昇給のシステムを店長と一緒に考えて、半年以上かけて店舗に導入してもらいました。そのシステムによって、店舗側は学生バイトの退職率を下げて採用コストを削減し、学生は昇給を目指してモチベーション高く働ける環境になりました。コロナが流行し、友達が運営していた「できること会議」（https://linktr.ee/whatwecanmtg）という学生団体にも参加しました。学生生活最後の一年で、自分の想いを形にしようとこの団体に入りました。この団体での活動は、自分のインスタグラムアカウント（インスタ）で発信していた内容と通ずるものがあり、広報担当をしています。

ーインスタ投稿をするようになったきっかけはなんですか？

ゆかこさん：一つのきっかけは、就職活動（就活）を経験して自分らしくいきいきと働ける人をいっぱいにしたいという目標を持ったことです。まずは自分がそれを体現しようと思って発信を始めました。自分が就職で選んだ道が正しいと信じるためという意味もあります。もう一つのきっかけが失恋です。当時、恋愛面ではあまり自分に自信を持てなかった部分があり、不安な気持ちになることがありました。自分らしさを大事にしたい〜と就活で思っていた一方、自分の芯、軸がブレていたと気づかされました。自分と向き合い、確固とした自分を見つけたい！という気持ちを持ちました。”ポジティブでいること”や、”自分らしさを大切にすること”などの投稿をして自分がその理想を体現してるところです。

▶︎インスタについて

ーインスタで発信している内容について詳しく教えてください！

ゆかこさん：自分の関心のあるテーマでフォロワーのみんなに質問を投げかけて、その回答をまとめたり、自分の考えを投稿しています。「はたらくとは？」シリーズでは、「あなたにとって「はたらく」とは？」という質問をフォロワーに投げかけ、その答えをまとめて見ている人に「いろんな選択肢があっていいんだ！」と思って貰えるきっかけ作りのためにやっています！
また、就活をしていて感じた、自分らしくいきいきと働くことの重要性についても発信しています。就活では学歴という”肩書き”が注目されやすい機会でした。個人の一部に過ぎない情報で判断され、頑張りが認められないこともあるのだと感じました。企業選びにしても大手が良いと考えられる風潮も感じました。もちろん、有名で名の通った大学へ通うことも、大手企業で働くことも努力なしでは叶わないし、良い選択肢の一つだと感じます。けれど、それが全員にとって良い選択というわけではないと思うんです。100人いたら100個の答えがあって、人それぞれが良い選択をできる社会になったらいいと考えます。こんなふうに、真面目なことを考えたり、話したりすることは大切で、でも、それを大っぴらにできる人は少ないと思います。もっとみんなが話せるようになったらいいな、とも考えています。

ー他にはどんなテーマを発信していますか？

ゆかこさん：ポジティブマインド、社会問題の話、環境の話などの内容ですね。インスタ投稿を行う一つの理由である、自分らしさを大切にするという意味でも、ポジティブマインド、セルフラブについては大切にしています。自分が購入したエシカルでサステナブルな商品についてや、自分の食生活についても紹介しました。

▶︎さいごに

ーゆかこさんが今後挑戦してみたいことはありますか？

ゆかこさん：人生のうちで成し遂げたいと考えていることが2つあります。ひとつ目は先ほども話した、”日本を自分らしくいきいきと働ける人で溢れさせる”ことです。内定をもらっている、人材系の就職先はその夢を叶えられそうだと思って入社を決めました。そのために自分自身もいきいきと働いている人として、ロールモデルになりたいです。ふたつ目は、途上国、国際協力、国際開発に関することです。大学二年生の時、カンボジアでボランティアをしました。そこで、カンボジアは外資企業がたくさん参入していて、その発展が外資企業に依存しているように見えました。外資企業参入が国の発展にとって大事なフェーズの場合もあるけど、自立的な経済基盤を築き、その国の優秀な人たちが、その国で働いて、自分たちで自立して生活していけなければ、その発展は持続可能ではないと考えています。その国の人が自分の国で働けるよう雇用創出をし、その国で働くことの意味づけができたらいいなと考えています。これから就職する、会社で学んだことを活かしてやっていきたいです。

ーこの記事を読んでくれた方へメッセージをお願いします！

ゆかこさん：100人いたら、100個正解があっていい。
誰かや、社会が決めた選択や人生じゃなくて、自分らしい答えを見つけて自信を持って欲しいです。
誰かに間違ってると言われても、正解かどうかは自分が決めることで、間違えたと思ったら、また自分で正解を見つければいいと思います。
自分とはなんだ？って難しいけど、これが好き、これがいい！
っていう感覚を大切にできたらいいと思います！

「自分らしく生きていたい」
「みんな生きてるだけで百点満点」
「明るいマインドを大切に」

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明るく前向きな印象のゆかこさん。自分らしさと、他の人が決めた”理想”との間に立たされた経験もあるようですが、自分を大切に、自分を信じて、という強い気持ちが伝わってきた気がします。

自分のやりたいことと、周囲からの期待・良いとされることなどにギャップがあると感じたら、自分の答えを見つけられるといいですね！

ゆかこさんのインスタアカウントと参加している団体については以下です！
ぜひチェックしてみてください！

ゆかこさんのインスタアカウント<https://www.instagram.com/nakayamz98>

できること会議　<https://linktr.ee/whatwecanmtg>