![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97565150/rectangle_large_type_2_e33587581fdfc5e54f67b5dc2ffbbea8.png?width=1200)
ミニマリストの考え方に学ぶ
ここ1週間ほど、ある女性のYouTubeを、ラジオがわりにずっと流している。
マイさんという可愛らしい声の彼女は、ミニマリストだ。とてもシンプルなライフスタイルで、僕の憧れが詰まった暮らしぶりをしている。かと言って、極端なミニマリズムではなく、親しみの持てる暮らしぶりだ。
ミニマリストというと、単にものを持たない。そう思っていたのだけれど、マイさんの話を聞いて、ちょっと違ったかも、と認識を改めた。もちろん人にもよると思うけれど、マイさんの場合は、「好きなことをするために、面倒くさいを減らす」が原動力になっているようだった。
洗濯が面倒なら、ドラム式洗濯機に頼めばいい。掃除が面倒なら、掃除するものを減らせばいい。選択するのが面倒なら、ルーティンにしてしまえばいい。言われてみれば当たり前で、面倒くさがりの僕はとってもいいなと思った。日々、やらなければならないこと、考えなければならないことが多すぎる。でも、その中のいくつかはやらなくても、考えなくてもいいかもしれない。そういう目で、自分の生活を見直したい気持ちが、むくむくと大きくなってくる。
***
それから、手放したい思考。というのも、すごく刺さる回だった。
僕は結構人の目を気にしがちで、昔の失敗や、人の評価を気にしすぎるきらいがあった。まるで僕の塊みたいな思考を、手放してみたらと、この回でマイさんは言う。ちょうどこの1週間に苦手な人と接する機会があって、しんどい気持ちになってしまって、マイさんの言葉を何度も反芻した。
嫌な気持ちを思い返すくらいなら、楽しいこと好きなことを考えたい。思考の癖を変えるのはすごく難しいけど、マイさんの言葉が切り替えるスイッチになった。それから、ちょっと割り切った。苦手な人と、仲良くしようとしなくていいい。その分、好きな人、自分を大事にしたらいい。だから、夫とたくさん話をして、たくさんハグをした。息子たちとお散歩に行った。いろんな人にいい顔したかった自分は少ししまっておくことにした。なりたかった自分になれなかった自分も、優しく抱きしめてあげたいと思った。
***
子供がいると、持ち物の面ではなかなかミニマリストにはなれない。でも、考え方やライフスタイルの面ではミニマリストになれる。まずは、考え方から。と思いつつ、早速着れなくなった子供服をゴミ袋3袋分くらい手放した。やれるところから、少しずつ。僕の心は、少なくともゴミ袋3袋分軽くなっている。