10代が発明したがん早期発見法。DeepTech、イノベーションはそんなに遠い存在ではない。
10代が発明したがん早期発見法
http://www.ted.com/talks/lang/ja/jack_andraka_a_promising_test_for_pancreatic_cancer_from_a_teenager.html
すい臓がんにフォーカスを当ててるけど、実は、この方法、ほかの疾患でも応用できる革命的な方法です。たぶん、カーボンナノチューブに抗体くっつけて、ろ紙に染み込ませ、抵抗の変化で抗体がくっついたかどうか調べられるという方法。現在、がんや神経疾患でその病気に特異的に産生される微量タンパク質、ポリペプチドが早期発見に重要だということがわかっていますが、その検査方法が質量分析機というバカ高い検査機器を使わないと調べられなかった。(この機械なら何百もの微量タンパクをスクリーニングできますが)
ジャック・アンドレイカさん
しびれました。久しぶりにTEDで感動した。世紀の発見というのは、結びつきの発見で既存のものをくっつけてるに過ぎない。好奇心、創造力、ユーモア、Teenage-optimism自分が医学の志を持つきっかけと彼のすい臓がん早期発見したいと思うきっかけは同じだけど、こうもそのアウトプットが異なるのかと感動した。だれにでもできることじゃないと思わないで、Teenage-optimismで「やってみたらできちゃった」ところがすごい。研修医というか、医者の仕事は彼らの偉業(発明。創造性の産物)を使わせていただく、下働きでしかないなーと感じる。自分も早く、創造性を発揮して世界を良くしたいなーと感じるプレゼンでした。
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