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私にとって絵を描くということ。


保育園に入園してすぐに、画用紙いっぱいに象の絵を描きました。
母親曰く、クラスで私だけが象の鼻で水を汲み上げてる絵を描いてたらしく、初めて賞を取った絵でした。

保育園のお絵かきの時間と学校の図工や美術の授業で描いた絵は殆ど賞を頂き、もう無くなってしまった実家にたくさんの賞状がありました。

私は絵を描くのがいつだって好きでした。
また私の絵を見て喜んでもらえるのが嬉しくてたまらなかったです。

人にもし、それぞれ特別な能力をひとつだけ持って生まれてこれるなら、私が選んだ能力は絵を好きになる能力だと思います。

私は決して飛び抜けて絵が上手という訳ではないし、今の世の中プロみたいな絵を描く人で溢れています。
だけどそれを見て、ああ、絵って最高!!自分で描くのも人様の作品を拝見できるのも大好き!!
って思える能力がすごく高いと思っています。

生きる喜びに繋がる為の特別な能力。
それはみんな人それぞれ心に抱いて生まれてきてるような気がします。

辛かった時期も、いや、その頃がいちばん絵を描いて癒されてたような気がします。
絵を描いてる時だけは心が自由で、絵の世界だけは自分だけのものです。
この世界だけは誰にも侵されません。
そしてこの能力を使う為にお金は殆どかかりません。すごいね。

生きる為に大きな助けとなっている能力です。
もし神様が居るのなら、生まれてくる前にこの過酷な地球という場所で生きる為にひとつだけ能力を選ばせてくれてるんじゃないのかなとすら感じます。

自分の幸せに繋がるものを今はしっかりと大切にしていきたいと思います。
おばあちゃんになってもしゃきしゃきお絵かき出来てたらいいなぁ。

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きいろ
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