10年前は。
お久しぶりです。
なんだかんだで忙しく、1ヶ月以上ぶりの投稿になってしまいましたが、こちらは元気でやっております、何卒。
近況から報告しますと、つい先日私は普通免許を取得し、ついに高校を卒業してしまいました。さようならJKブランド(涙)
ところで昨日は3月11日。あれから10年ですね。
当時私は8歳(小2)でしたが、あの瞬間の出来事は今でも鮮明に覚えています。
ちょうど帰りの会が終わり、これから遊ぶ友達と保健室の前を通っている最中でした。
いきなり停電になりました。
まだ15時前という事もあってたいして暗くもなく、最初は学校もブレーカー落ちることあるんだ~くらいにしか思ってなかった私。
1人の先生が「地震だ!」と大声で走ってくるのに気が付きます。
そこからはあっという間。
気づけば経験したことのない大きな揺れ。
校庭で友達と震えながらギュッと手を握っていたのを覚えています。
幼稚園生の妹を迎えに行った帰りに地震にあった母が直接その足で小学校まで迎えに来てくれました。
母と妹と一緒に家に帰ったはいいものの、停電で電気もテレビもエアコンも付かない。
夕方行ったスーパーは全て売り切れで何も残ってない。
余震と緊急地震速報の音と不安で眠れない夜。
あの日から私たちの日常は変わりました。
計画停電で明かりのつかない中授業をする学校。
震災から数日間はパンと牛乳だけだった給食。
テレビでは目を覆いたくなるような津波の映像。
私は今も当時も神奈川に住んでおり、たいして大きな被害があった訳ではありません。
それでも、10年経っても、ずっと忘れたことのない1日。
でも、忘れなくていい、忘れたくない、そんな1日。
被災された方々が笑顔で今日を生きていることを願って。