満月と台風のスーパーエネルギー月桃染め(抽出編)
8月22日、みずがめ座の満月。天候は、台風。
よく月桃は満月の日に収穫した『満月月桃』が使われますが、今回の満月は台風と重なって、もう宇宙と地球のエネルギーを受けとりまくっているわけですよ。
これは見逃すわけにいかない!
ということで、台風が過ぎ去った翌朝に収穫しました。
今回はとにかく濃く染めたい。SNSとかで見る皆さまの濃ゆい月桃ピンクはいったいどうやったらできるのか、ということを考えて考えて調べて調べた方法を試したいと思います!
いままで参考にしていた方法はこちら↓
今回参考にさせていただいた記事はこちら↓
主に違う部分は
⚫︎いままで:葉だけを20枚程使っていた
→ 今回:葉も使うが茎をたっぷり入れる(実も入れちゃう)
⚫︎いままで:抽出する時間は長くて1時間くらい
→ 今回:2日間かけて抽出
という2点ですかね。でもこれかなり違いますね。
いったいどうなるのか、ワクワクドキドキです!
染液抽出
ではさっそく。
月桃をキレイに洗ったら細かく切ります。
いつももう少し細かくしているけど、まあざっくりでいいかな。
そして今回はじっくり煮込みたい!ということで、なるべく弱火にしてみました。
不織布の袋に入れておくと後片付けがラクです。洗濯のときに使うメッシュ袋とかもいいです。
お水は月桃がひたひたになるくらいで、今回は4リットル。
煮込み出してから40分。
月桃のいい香りがしてきました。
月桃には抗菌・防虫作用があるのだけど、この香りだけでも効果があるそう。
ちなみに宮古島の水道水は石灰が多いので、草木染めをするときはミネラルウォーターを使用しています。水道水でも何度か試したけど、なんだかもやっとした色になる氣がします。
煮込みから3時間。
火を止め鍋に蓋をして、明日までこのまま放置します。
染液抽出2日目
翌朝、鍋の中身チェック。17時間放置しました。こんな感じの色になってます。
明らかに昨日より濃いよね!うれしい!これは期待ができそうだ。
もう一度火にかけ、煮出します。
待ってる間に染める布の準備。今日は綿の布、Tシャツ、絹の糸を染めてみます。
こないだ月桃染めをしたばかりなのだけど、見事に失敗してうっすーいベージュにしか染まらなかったので、その時のメンバーをもう一度染めます。
てきとうに輪ゴムで絞り、染液が入りやすいようお水に浸しておきます。この布とTシャツは前回の染めの前に豆乳下処理してあります。
2時間煮みました。
だいぶ濃くなったね。
ここで月桃を取り出して、重曹を10g投入。
15分煮込みました。
けどなんだか急に不安になって、月桃をもう一度入れて、さらに15分煮込みました。
うん。だいぶ濃くなった。
よし、いよいよ染めます!
染色編へつづく𓁙
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