タマヌオイルをつくりたい〜出会い編〜(フクギとテリハボク)
染め物に使えそうな植物を求めて山を散歩。
お目当てはノニ(ヤエヤマアオキ)とショウロウクサギなんだけど、他にも何かあったらいいなあと。
お♡根がかっこいいガジュマル!
キジムナーやキーヌシーがいそうですね♡
木漏れ日が氣持ちいい9月。
おや、なんだろコレ、何の木かわからないけど、木の実がたくさんついてる。
(後日これはアカギだとわかりました。)
他にこんな木の実もありました。
これもいったい何の木だろ?
わからないことばかりです。
(後日これはシマヤマヒハツだとわかりました。)
まあまあ歩いたし、そろそろ帰ろうかとしたところ、フクギにも実がついていました。
見た目は青い梅にそっくり。染め物には向いていなさそうだけど、かわいいから2つだけ頂戴いたしました。
その夜、今日の出来事と頂いてきた木の実を旦那に見せると、「その実でオイルつくってる人いるよね」と言うのです。
え?フクギの実で?オイル?聞いたことないや
もしかして、タマヌオイルのこと言ってる?
ネットで調べる。
するとあらなんとまぁ、拾ってきた実とタマヌオイルの実、同じじゃないですか!
ん?てことは、フクギとタマヌはイコールなの?
またまた調べる。
すると見た目はそっくりだけど違う木だということがわかりました。
黄色く染まることで有名なのはフクギ。
街路樹でよく見かけます。
まっすぐ伸びてます。
タマヌオイルの木はテリハボク。
枝があちこちに下の方からも伸びてます。
うーん、やっぱり見分けるの難しいですね。
ところでタマヌオイルって知っていますか?
お肌のトラブルに万能なスーパーな高級オイルで、池間島で作られているんです。
あとはハワイとかタヒチ。
タマヌっていう名前もハワイの言葉みたい。
『高級オイルか♡これでオイルつくろう♡ぐへへ』
新たな野望が芽生えました。
そしてオイルの作り方や搾油機についても調べまくる。
木の実は中の硬い部分を取り出して、しばらく天日干しにするらしい。
搾油機は買うと高いから、自作してみようかな。
量もきっとこれじゃ少ないだろうから、もう一度山で頂戴してきました。
染め物からいっきに角度を変え、私の興味と熱意はオイル作りへと注がれていくのです。
周りの実を取り、中のナッツのような実を取り出し、ベランダで干してみます。
中からじゅわっと緑色の脂分が出てきたら抽出準備完了のサインだそうで、2ヶ月くらい干すそうです。
干し始めたのが9月中旬。
はたして11月にオイルは出来るのでしょうか?
つづく、、、
かも。