ウェディング〜契約の重要さ〜

画像1 ある海外でのウェディングでのことです。 海外挙式を担当するエージェントとのコラボで、ウェディングをコーディネートしました。 午前中に海の見える教会で挙式。 夜に、ホテルのガーデンでパーティ。 ガーデンの会場コーディネートは、絵コンテを描き、機材の配置図も作りました。 朝から教会式の準備を忙しくしている時、ホテルから電話が。 「夜のパーティのことで、確認したいことがあるのですが…」 「何かありましたか?」 「マイクの位置を動かしたいのですが、すぐに来ていただけますか」
画像2 スタンドマイクの位置を、少し動かしたいとのことでしたので、 「どうぞ移動させてください」 とお返事したのですが…。 「あなたは確認に来ないのですか? あなたが描いた会場図ですよね。 私達が指示なしで動かすことはできません。 何か不都合があった場合、あなたが責任を取ることになるのですよ」 車でホテルに行くと、スタンドマイクを2mほど移動したいとのこと。 やってもらって、何の問題もなかったのに…心の声でした。 その時、ホテルの担当者の方から言われた言葉。
画像3 「これば、あなた方と私達の契約に基づく仕事です。ご依頼通りにセッティングする責任があるのです。変更があれば、契約事項もあなたの決定で変えるべきです」 これまで、日本の婚礼で、考えたことも、言われたこともなかっです。 義務を果たす、責任を取る意味を深く考えさせられました。 私達は、新郎新婦であるお客様と、婚礼に関しての契約を交わしているのです。 打合せで決めたことは、責任をもってやらなければいけないのです。 15分、宴のお開きが遅れました〜 契約違反では?

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