ウェディング〜結納茶〜

画像1 結婚のしきたりには、その地方の独特のものがあります。 各地で婚礼をさせて頂くと、初めて見たり知ったりすることがたくさんありました。 今日は、佐賀県のお話です。 『御知家』 なんと読みますか? 「お茶」です。 佐賀県(九州の広い地域)では、結納にお茶が付けられます。 それで、結納品のことを「結納茶」と呼ぶそうです。 綺麗に装飾された茶筒などに入っています。 お茶の種類は、『番茶』です。 日本の婚礼では、緑茶は使わないと言いましたが、佐賀では、番茶が結納品の重要な品目として入っていました。
画像2 先日お話ししたように、お茶は根付くととても強い木であることだからだそうです。 そして番茶は、一度しか出ない…ということで、結婚も一度だけという意味があると教えていただきました。 その土地の歴史と風土の中で培われた習慣には、いつも感動させられます。 佐賀では、『お茶講』という習慣もあります。 続きは、明日…

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