青山吉能はギターヒーロー!結束バンドZeppツアー ”We will” を見て
結束バンド ZEPP TOUR 2024 “We will”聞いてきた!会場はTOHOシネマズ新宿。はじめてのライブビューイングです。
始まる前にことごとくの映画のごとく注意喚起映像が流れる。しかも、逆の注意だ。声を出してもいいし飯を食ってもいいしサイリウムを振ってもいいぜ!とマスコットキャラクターが言っていた。3匹くらいバリエーションがあるんだけど、顔とスクリーンが繋がってしまっている人がいて衝撃的だった。彼の日常生活が全く想定されていない。
上演時間になると、すぐにライブは始まった。なんとギタリストの手には、ギブソンレスポールカスタム!これ嬉しかったな〜。今までもレスポールではあったんだけどサンバーストだったりで。結束バンドの曲には必ずギターソロがあるんだけど、その度にカメラがリードギターに寄る。同じギターだとやっぱりその臨場感というか。ぼっちちゃんが演ってると思わせてくれる力が段違いです。
曲数で言うとすでにフルアルバム2枚分は持ってる結束バンド。恒星と比べてMCの時間は極端に減っていて、1曲でも多く歌おう。そんなセトリだった。個人的には大満足。別にMCが嫌いとかでは一切ない。言葉なんて尽くしたからって伝わるもんじゃないし、むしろ限られた時間の中でどんな言葉を選ぶかの方が気になる。あとシンプルにテンポ良くなるしね!いい意味であっという間に終わってしまった。楽しい時間だった。
今回一番心が震えたのは「今、僕、アンダーグラウンドから」からの「Re:Re:」!
今僕これライブ映えしすぎだろうがよ!!!!元から新曲たちの中でも特に結束バンドらしい好きな曲だったけどこんなにライブ映えすると思わなかった!ギターかっこ良すぎる!!!!!押し入れの中でぼっちちゃんが弾いていた音、ライブで聞けんのやばすぎ。クリーントーン綺麗だったよぼっちちゃん……。このライブで、今僕は青春コンプレックスと同様に結束バンドを代表する1曲になるんじゃないと感じた。主人公だから当たり前っちゃ当たり前なんだけど結束バンドって後藤ひとりのバンドだよな。青春コンプレックスの「猫背のまま虎になりたい」もそうだし。作詞家の色が突出しすぎてる。そもそもリョウもギター偏重の作編曲をしていて、ぼっちに色々背負わせている節はあるか。
今僕で感動していると、髪がピンクの青山吉能さんがギターを手にやってくる。もう貫禄出てた!馴染んでいた!「これが最後の曲です!」と叫んでギターを鳴らす彼女は、紛れもなくその場ではバンドマンで、結束バンドの顔だった。プロとして立っていた。
ギターヒーローへの道を見ていたせいなのか、ぼっち・ざ・ろっく!という作品を追ってきた思い出がフラッシュバックしたからなのか、シンプルに彼女のプレイで感動しちゃったのか、めちゃくちゃ泣いた。
だからあんまり覚えてない。でも、とにかくギターを弾く姿が馴染んでました。恒星はまだまだ必死でギターに使わされてるって感じでしたけど、We willではきちんと自分の楽器になってました。多分、彼女のプレイに憧れてギターを触る人がきっといる。それってもう、ギターヒーローじゃんね。
We will Bは現地行けるといいな!行けますように!映画館じゃ音圧が全然足りないぜ!
P.S.
MCで長谷川育美さんが「原作から入った人も、アニメから入った人も、曲から入った人も……」的なニュアンスのことを話していた。ラジオから入った可能性を排除していてちょっと笑った。