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【地域・家庭】我が家のルールと友達家のルールの違いをどう乗り越えるか

こんにちは。
きーちです。

ルールってものは非常に厄介なもので、煩わしいこともありますが、そのおかげでうまくいくこともあります。

私は少年時代からサッカーをやっていて、一時期は審判を極めていて、W杯の審判に憧れた時期もありました。
そんな身からすると、ルールというのはすでにあるもので、それをいかに運用するかという発想になりがちです。

子育てというのは、ルールづくりから始まります。
まずは夫婦間でのルール決めをし、運用を開始します。
その後、随時修正しながら生活し、子どもにもそのルールを適用していきます。
最初でこそそれで大きな問題は起こりませんが、子どもがルールを理解できる年齢(3歳ぐらい)になってくるとルールの説明が必要になってきます。
この時、ルールの目的を決めておかないとめんどくさいことが起こります。
「なんで○○しないといけないの?」
というキラーワードですね。
我が家では娘が決まったルールで運用したい性格の持ち主なので、最初のルールと違うことをやると叱られます。
ルールは目的に沿うように状況によって変える必要があることは大人になった今でこそ理解できますが、私が子どもの頃もそうでしたし、娘のそういった性格のようです。
初めのルール決めと目的確認は大切だと日々実感します。

さて、3歳ぐらいになると決めたルールをしっかり運用できるようになります。そうすると今度何が起こるかというと、異なるルールでプレーしているプレーヤーとの遭遇です。

保育園に通う娘は、友達と公園で遊ぶことが増えました。
私は娘に対して、常々うるさいことは言わず、自由に遊ばせています。
公園の周りの歩道についても、自転車などがいないかどうかを自分で確認してから歩道に出てもいい(もちろん私は見ています)ようにしています。
しかし、一緒に遊んでいた友達に娘はこう言われました。

「さっきね、道路に出ちゃってたんだよ!
 危ないから道路でちゃダメだよ!」

そう言われ、娘は少し黙ってしまいました。
ただでさえ人に何か言われるのが気に入らない性格なので、尚更です。

私はその子と娘に対して話をしました。

「うちは自転車だとかがきていないのを確認すれば、歩道に出てもいいようにしているんだよ。○○ちゃんのところは歩道にでちゃいけないって言われているんだね。」

それを聞いて友達は言いました。

「でも危ないよ!」

ご家庭でしっかり伝えているんだというというのを感じました。

こういう機会は我が家のルールを見直すきっかけになります。
それと同時に、娘の中でもルールは一つではないことを知る機会になります。

基本的には道路に出ないといったものは安全に過ごすためのルールです。
ただ、安全かどうかを自分で判断できないと自立していくのは難しくなります。我が家では自転車などがきていたら絶対に道路に出ないように徹底していますし、娘もしっかり守ってくれています。
今回は、しっかり確認したから大丈夫と娘に伝えましたが、お友達が言っていたことの理由も説明して、納得していたかはさておき理解はしたようです。

「経験して学ぶ」を念頭に置いている我が家は、他の家庭に比べると比較的制約はないのかもしれませんが、今後こういったことは増えてくると思います。
娘の性格はルールをしっかり守る性格なので、ちょっと混乱するかもしれませんが、早いうちからルールは目的に応じて設定していく必要があること人や環境によってルールは異なることを今のうちから体感して、知っておいてもらいたいなと思いました。

まだまだそれをどう乗り越えていくのかは我々親でも結論が見えていませんが、今は当事者同士で対話することだと思っていますので、それぞれどんなルールでやっているのか、なぜそのルールなのかを理解して、我々のルールとしてどうするかを対話していく様子を子どもに見せられればいいのかなと思っています。

今日は、我が家のルールと友達家のルールの違いをどう乗り越えるかについて感じたことを書きました。

それではまた。
きーち

妻・娘・息子と4人でディズニーランドに行く軍資金にします。 その折は、我が家レポートで報告いたします。 よろしくお願いいたします!