わが子の問題は、誰の問題なのか|保育園の毎日から思うこと。

こんにちは!
現役保育士の視点から脳科学的引き寄せをお伝えしています、きぃちゃんです。

保育園に勤めているといろんなお子さんに出会います。

勝手に保育室を出て行ってしまう子、
友達とうまく遊べなくてどうしたらいいか困っている子、
友達と比較して、自己肯定感をすごく下げてしまう子。

いろいろな問題を抱えている子がいますが、
これって、誰の問題だと思いますか?

実は、その子の問題…ではありません!!

そのご家族の問題なんですー!!!

え!!私の問題?
そう思ったあなたは飲みこみ早いです!

そうなんです。

保育士の視点でお話しすると、問題を起こしている子は
ご家庭でも何らかの問題を抱えている子が多いです。

問題って何?と思われる方も多いかもしれません。
つまりはなにか悩みや、苦しみをご家族が抱えている。
ということです。

わが子が保育園で友達に暴力をふるっているとすれば、
当然わが子を叱るご家庭が多いでしょう。

ここで大切なのは、わが子に話をした後は自分の気持ちにフォーカスしてみることです。

自分にも、親に叱られた経験ありましたか?
親に不満を持っていましたか?

そのとき、どんなふうに声をかけてもらいたかったですか?

それが分かったら、わが子をあの日の自分だと思って声をかけてみるといいと思います。

わが子のためにと、我慢している人は、
自分のために、少し時間を使ってみるのもおススメです。

保育園で実際にいろんなご家庭を見ていると、
その子がどんな素質を持っていたとしても、
問題行動を自分事としてとらえているご家庭の子は
少しずつ落ち着いていきます。

逆に、本人の問題だと突っぱねて、
子どもへの接し方を変えないご家庭の子は
ますます問題行動がエスカレートしていきます。

子どもは、自分の現実を荒れさせてまで
親に問題提起をしてくれている尊い存在です。

この問題に何が隠れているのだろう。
自分事にしてみたら、どんなメッセージがあるのだろう。

そう考えてお子さんへの接し方を変えていくことが、
問題行動を改善していく糸口になると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あなたが穏やかで、幸せな気持ちでいてくれることを願って…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?