見出し画像

UL考 #14 ハンモック編

今日はこの夏デビューを果たしたハンモックについてのお話。究極の我慢系ULと思いきや、、、そんなことはまったくない。ハンモックの素晴らしさについて語ろうと思う。

なんだかはめられている気がする

またもやMLGの魅力的な販売戦略に乗っかってしまった気がする。僕は彼らの販売戦略に完全に乗せられている。笑 くそう。。。完全に脳みそを支配されている気がする。まぁ、自然を楽しむ方法を教えてくれているのだからいいよね。

前から気になっていた

TTFNさんとかも以前からおすすめしていて気になっていたハンモック泊スタイル。大好きなJMWも近年ハンモックをオーダーして作ってくれていて気になっていた。JMWのジャッキーさんがハンモック泊の魅力を語ってくれているYOUTUBEが面白いので興味ある方は是非ご覧ください。

ハンモックの魅力とは

僕が考えるハンモックの魅力は下記だ。

  • 設営地を探すのが楽
    (地面の平坦さを気にしなくて良い・地面が濡れていても気にしなくて良い)

  • 設営が楽で早い

  • とにかく軽い

  • 地面から離れているので、虫が気にならない
    (蚊のような虫は虫除けスプレーで避けることができる)

  • ゆらゆらしているのが気持ちいい

そんなところだろうか。ハンモックは我慢系のULギアと思いきや、そんなことは全くない。むしろテント泊の弱点を完璧に補っているとも言える。キルトタイプの寝袋をアンダーキルトとして使えば寒さも全く気にならないそうで、なにより寝ていてすごく気持ちがいい。このあたり、ジャッキーさんが「お母さんのお腹の中にいるよう」とよくお話しされている通りだと思う。笑
そんなこんなで一番初めに買ったハンモックが下記になる。

PB UL Hammock (20d) 280 x 130 "M size" olieve green

まずはじめに購入したのはJMWのハンモックだった。近年、JMWもかなりの大人気でなかなか在庫がなく買えない。なかなか実店舗に向かうこともできないので、しかたなく、少し割高なメルカリで購入した。この辺り、ネットでの注文にももう少し余裕を持った在庫確保をお願いしたいところだが、、、転売ヤーが暗躍する世の中ではなかなか難しいのであろう。

PB UL Hammock (20d) 280 x 130 "M size"

JMWがバックパッカーの為に作ったULハンモックがPBハンモックです。このサイズでこの重さ。PBハンモックはJMWのULシェルターメーカーでの経験を元に製作した、シンプルで軽量なULハンモック。マテリアルは多くのULハンモックメーカーが採用している20dハンモック用パラシュートクロスを採用しています。両サイドに装着されている20cmの3mmコンティニュアス・ループはHDPE(高密度ポリエチレン)製。収納用の”Double Gate Sack”を標準装備。
全長:280cm
幅:130cm
重量:180g(本体重量)

出典:jmwwebshop

飯綱山の周辺に行く機会があったのでそのときにハンモックを張って休憩してみたのが下の写真だ。

2024/9 飯綱山周辺にて

寝転がって天を見上げると美しい木々の中に包まれているような感覚を抱く。このままここで眠りたいくらいだ。控えめに言って最高。

天を見上げる

Cloud Mesh Hammock 軽Edition

JMWのハンモックを購入してしばらくするととんでもない情報が入ってきた。西の浮遊層倶楽部の会長こと、MLGの中土さんがJMWとハンモックを作っているという情報だった。絶対面白いハンモックに違いないと思って購入しようと心に決めていた。

販売は9月の初旬だった。ネットの販売時刻にPCを構えて、購入を試みたが瞬殺で売り切れた。(どうすれば購入できるのか教えて欲しい。)どうしても欲しかったので次の日、朝イチ店舗にも行って並んだが、「開店前にもうすでに整理券を配って売り切れてしまった」という衝撃的なお知らせを吉谷さんから聞いた。「くそう、、、こうなったら、、、メルカリや。」と思い、メルカリで網を張っていると二日後にキタ。ポチッとしようと思ったが、、、高い。転売ヤーめ。定価の4倍は酷すぎる。でもまぁしかたないかと思い購入した。最近の転売ヤーはちょっと酷すぎる。奇しくも発売日が誕生日だったこともあり、自分への誕生日プレゼントだと言い聞かせて購入した。

Cloud Mesh Hammock 軽Edition

自然に溶け込める浮遊感
ULハイカーのためのメッシュ生地ハンモック

JINDAIJI MOUNTAIN WORKSとMoonlightgearの共作ハンモック。何度も対話を重ね今のハンモックシーンに一石を投じる最高のメッシュハンモックが仕上がりました。ハンモック本体のサイズは250cm×140cmとゆったりしたサイズにも関わらず、本体重量は約120g。それでいて、蚊帳を使わなくても虫が気にならないギミックを施しました。そしてハンモック泊用途ではEEのRevelationシリーズと併用し、蚊帳機能を持つハンモックとして世界最軽量クラスのオーバーナイトシステムの構築が可能です。「もっと長く山の中で過ごしたい」そんな風に山での過ごし方を変えてくれる特別なハンモックの理由は本体に通気性抜群の補強されたリップストップのマイクロメッシュ生地を採用しているところ。その特性を最小限のギミックで最大限に引き出しました。
全長250cm
幅140cm
重量: 約120±10g

出典:moonlight gear WEB

何度かテストも兼ねて中之島公園に試し張りに出かけた。前が閉じるので虫は避けられると思いきや、ハンモックがとても薄いので背面側にかなりの数の虫刺されをされてしまった。(虫除けスプレーは必須です)
蒸れないのでとても快適で良いハンモックであることは確認できた。素晴らしいです中土さん。

2024/9 中之島公園にて

SUL Green

だがしかし!Cloud Meshを買ったはいいものの、あまりにも高価すぎる。自分の体重(1KN)で壊してしまうのではないか?と思い、怖くて使えない。(なんじゃそら)ということで中土さんが元々使われていた Lesovic SUL を購入することにした。レソヴィクは2013年に設立した、ハンモックキャンプに特化したポーランドのハンモックギアメーカーだ。

SUL

自然に溶け込む浮遊感
通気性抜群のメッシュ生地ハンモック

“自然の中でありのままに暮らす”という北欧の概念「フリルフスリフ」を愛するアウトドア愛好家のラファウとゴシアによって生み出されました。SUL(スーパー・ウルトラ・ライト)は、その名の通りツリーストラップも含んだ総重量が300gの超軽量で快適さも兼ね備えたハンモックです。特筆すべきは、ハンモック本体が通気性抜群の補強されたリップストップのマイクロメッシュ生地でできていること。生地にコーティングを施していないため通気性が良く、熱がこもりやすい夏場でも快適に過ごすことができます。

出典:moonlight gear WEB

なんとAMAZONで格安で売っているではないか。色がGREENしかないのが謎だが、気にせず購入した。日常使いにするにはちょうど良い。

涼しくなってきた秋口はハンモックを中之島公園に張りに行っていた。かなり気持ち良い。読書をしながらビールを飲んでいると気がつけば昼寝になっている。山に行かずともこれでも結構癒されるではないか。ああ最高。

休日は一日だらだら
ビールをお供にすれば読書が昼寝へ

UL Whoopie Tree Strap+ループエイリアン

ツリーストラップはJMWのUL Whoopie Tree Strapループエイリアンが最強の組み合わせだった。取り付け・調整の容易さなど、この組み合わせより優れたものはおそらく他にはない。SULにUL Whoopie Tree Strap+ループエイリアンのシステムを導入するにはContinuous Loopを作る必要があるので、興味がある人は「Continuous Loop 作り方」でググってもらえれば作り方が出てくるのでご参照ください。

JINDAIJI MOUNTAIN WORKS / UL Whoopie Tree Strap 出典:MLGWEB

いまのところ次の沼には

ハンモックについてはいまのところこんな状況だ。この冬に一度ハンモックで雪中キャンプをやってみたいと思っているのでまた、機会があれば記事にしたいと思う。次なる沼はフロアレステント、、、になるのか。僕的には来年はビビィ泊にチャレンジしたいと思っている。

いいなと思ったら応援しよう!