UL考 #05 足裏トレーニング・体重編
今回は前回の「UL考 #04 VIVOBAREFOOT沼にハマった」話からのSearchin'というサンダルを手に入れ、体をUL化するお話し。
「Searchin'」受け取り
まずすみません、汚い足の写真で。「Searchin'」を注文して1ヶ月ほど経つと、北野店長から連絡があった。「完成したので取りに来てください!」と。早速週末に取りに伺った。1ヶ月の間、ルナサンダルで朝ランを再開していたので少し痩せた(はず)。「フィッティングしていきますか!?」との温かい申し出にも関わらずなんか恥ずかしくて反射的に「いや、大丈夫です!」と言ってしまった。
後ほど「ちゃんとフィッティング教えて貰えばよかった」と後悔はするが、まぁ一度自分で試してみるのも大切だよなと。北野店長は「膝痛くなったり、何かトラブルあったらお店に来てくださいね!」と。マジで神対応です。
届くまでの1ヶ月
なんとなーく「軽いサンダルが欲しい」という考えから、想定外の方向に行ってしまったのだが。北野店長の「やるからには何か目標を持って取り組んで欲しい」という言葉が心に沁みすぎて「やったろうやないか!」となっていた。
サンダルが届くまでの間、毎朝(雨の日は除く)起床後のトレーニングとして2km歩く+4km走る、通勤を歩きに変えて往復6キロを毎日『UL考#04』でご紹介したVIVOの靴で歩いた。その間、二度ほど登山にもいった。まずは慣らしのために、大台ヶ原へ。そして、次は雨飾山へとステップアップをしていった。
「道具より先にULするとこあるやろ」
会社の尊敬している上司(師匠)もUL好きで山登りをしている。その師匠とはよくギア談義や山談義をするのだが、師匠の奥様に「ギアを軽量化するのはお金かかるけど、体重落とすのはお金がかからない。ええ加減にせい!」と注意をうけるという話を聞いたことがある。うちの奥さんも全く同じように「体をUL化せい!」と言ってくる。NOTIONでギアを量り出すと本当にその言葉の重みはよくわかってくる。「よっしゃやったろか」状態なので、とにかく頑張ろうということで、毎日走った。「Searchin'」を受け取り、それで走り始めると今まで履いていたルナサンダルがふかふかに感じるほどだった。ほぼ裸足に近い感覚。体の使い方をミスると、すぐに足が痛くなる。頑張っていると体重もみるみる落ちて行った。2ヶ月で脂肪が10kgくらい落ちた。(ポテンシャルがありすぎてすぐに体重が落ちる。笑)
慣れると
極薄底の「Searchin'」に慣れると山用のVIVOも苦痛なく履けるようになった。先々週は山小屋泊ではあるが、立山へ縦走に行ってきた。この縦走路はザレ場やガレ場、たまに雪渓もあるようなルートだった。足裏が痛くなることなどはなく、終始気持ちよく歩けた。雪渓歩きの際には足裏が冷たくて疲れた足には最高。
二日目は朝から雨だった。マグナフォレストの構造上(上部がストレッチメッシュ)のため、雨が降ると中はすぐに濡れてしまう。この辺りは使う季節と天候を選びそうではあるが、病みつきになりそう。一泊以上で天候が読めない時は時はトラッカーフォレストのほうが良いかもしれない。
なんだかんだ10kg
なぜ痩せるかが明確になると、体重の減量は楽しくなる。高いお金を払ってULギアを買い漁ってもギアの減量を行っても限界がある。そのことにNOTIONで道具を管理すると気が付かされる。「NOTIONで量り魔になってよかった」本当にそう思う。面白くなって、ギアの一覧表に、体脂肪の重さ「Fat Weight」を追加した。下の一覧表は直近4回の山行のウェイトだ。
もはや、デブすぎて普通の人が見たら体脂肪37,000gってどういう意味?ってなるかもしれませんが、そういう意味です。僕は小学生低学年一人分の脂肪をいつも背負って山登りしてるんです。笑
すでに6,000gの脂肪を1ヶ月で落とした。(今日現在は10,000gくらい落とした)確かに最近の山行は楽になった。体脂肪5%くらいになれば、、、どんなに楽になるんだろう。〇〇万円かけてUL化したバックパックでも全ての重量を入れれば10kgにはなる。ということはバックパック3個分くらいということ。ああ、、、バックパック3個分がこの体からなくなる、、、その境地に早く達したい。
次の記事では
次の記事では「体重経過編」や「要素別ULギア編」「山別ULギア編」「山を測る編」などなど、投稿していきたい。今年の梅雨は週末に天気が悪く、山に行けていない。はやく山不足を解消したいものだ。
ちなみに、最近読んだ本で結構良かったです。体をUL化したい方はこれ読むのもありかと。笑