応用技術者試験に挑戦した話
IT系企業に勤めてかれこれ10年強経ちます。
仕事に忙殺される毎日、そろそろベテランの域に…と言いたいところですが、早すぎるIT進化の波に乗り切れておらず、え?何それわからない…と感じることがしばしば。若い世代のスピーディでテクニカルな会話にもついていけず、私、このままこの会社にいていいのかな…と思うことが増えました。
そんなある時、会社が社員の技術底上げを目指すということで、オンライン講座のサブスクを開始しました。そこで、こんな不安を抱えているより、とりあえず何か動いてみよう、と思い立ち、そのオンライン講座を使っておざなりにしてきたITに関する勉強を始めることにしました。
ITといっても範囲が広いので、わかりやすく、目標はIT資格取得にしました。はるか昔に基本情報試験は取っていたので(内容は忘れてしまいました)、その次の応用技術者試験を受けるべく勉強を開始しました。
昔勉強したことなどすっかり無くなっているので、本当に一から、という感じです。こんなこと初めて聞いた!と思うようなことばかり(絶対初めてでは無いのです、忘れてるだけ)。でも新しいことを始めたようで、新鮮でした。
そして今日、試験を受けてきました。難しかった…。周りは若い方ばかりで恐縮でしたが、頑張ってきました。受かってたら嬉しいけど、まあ勉強のきっかけになったから、ダメでもいいかな。
仕事が忙しくて時間確保が難しいし、社会人になってからの勉強は難しいですが、学びをやめたらだめですね。知識がどんどん古くなるのに立場はどんどん上になる。決定者の知識が古いと、下の人は大変だと思います。自分がそうだったから。自分はそうならないよう、勉強を続けたいと思います。