こんにちは。YouTuberをしながら南カリフォルニア大学院に通っている人間です。謎の経歴について質問を頂くことが増えてきたので、簡単に自己紹介をします。さらっとご覧いただけると幸いです^^
中学〜高校時代
そこそこの偏差値を持つ中高一貫校に通っていました。でも、そこはマグレ合格した学校だったので、成績はいつも落ちこぼれです。調子が悪い時は学年最下位を取っていました。
勉強をサボりにサボっていたので、進学校に通っていたくせに高校に進学する頃には全国偏差値40台に足を踏み入れ、苦手な英語に至っては偏差値30台まで成績が落ちました。
ですが、高校2年生の頃から進学校独特の受験モードに後押しされ、勉強に力を入れます。毎日10時間勉強し、第一志望の国立大は落ちたものの、なんとか東京理科大学に合格しました。
大学時代
中高時代に勉強をサボりすぎた結果、大学受験で大変な苦労を味わったので、大学では勉強を頑張ろうと決意します。授業の予習復習を行い、試験1ヶ月前にはバイトを全て休み、毎日遅くまで友達と勉強していました。
その結果、専門科目は "S" か "A" しか取らないというイカれた成績で卒業しました。(もちろん過去問を入手して答えを丸暗記したり、レポートを丸写したりと、人並みのズルもした結果です。)
しかし、勉強を頑張ったこと以外は普通の大学生と同じ生活です。サークルやバイトに明け暮れ、長期休みはバイトしたお金で旅行に行ったり飲み歩くだけです。長期インターン・留学・海外ボランティア等、意識の高い行動は全く行っていません。そのため、就活ではトップ企業からの内定は獲得できず、中堅企業から複数内定を頂く結果となりました。
1社目:専門商社(2019/4〜2020/3)
卒業後は専門商社に入社しましたが、会社のカルチャーや業務内容が自分とマッチせず、入社1ヶ月で退職したくなりました。ですが、僕はスキルも経験も無い普通の会社員だったので、1ヶ月で離職するとキャリアが崩れてしまいます。そこで、取り敢えずTOEICの勉強を始めました。毎朝5時半に起きて死にもの狂いでTOEICの勉強を続けることで、400点台から5ヶ月で885点へと奇跡的なスコアアップを実現しました。
その後、第二新卒として転職活動を行います。詳細は割愛しますが、1社目での経験を踏まえ、コンサル業界へ転職することを決めます。現役のコンサルタントとコネを作り、面接指導をして頂くことで日本IBMからオファーをGETしたので、1社目は1年で辞めました。
ちなみに、日本IBMから基本情報技術者試験というIT資格の取得を指示されたので、ここで初めて試験の勉強を行います。それまでは試験の存在すら知りませんでした。今でこそ偉そうにYouTubeで基本情報技術者試験の解説をしている人間ですが、当時は何を言っているのか全く理解できず、2ヶ月かけてようやく参考書を1週しました。(でも理解度は半分くらい)
結果としてコロナにより試験が中止となったのですが、試験が実施されていたら間違いなく落ちていました。このときはネットの情報精度がまだ低く「基本情報技術者試験は簡単」みたいな内容で溢れていました。「適当なこと書くんじゃねえ」と怒りが湧いていたことを覚えています。笑
2社目:日本IBM(2020/4〜2022/6)
IBMでは業務コンサルタントとして働いており、お客様のバックオフィス業務を効率化する為、データ分析や業務フロー構築などを行っていました。その中で、自動化やデータ活用で自分の強みが発揮できると気づき、専門性を絞ろうと思いましたが、社内事情の関係で部署異動が出来ませんでした。そこで転職活動を行った結果、デロイトトーマツコンサルティングのAI&Dataというユニットからオファーを頂いたので、IBMは2年3ヶ月で退職しました。
ちなみに、IBMを退職する約半年前にYouTubeを始めました。きっかけは、Pythonを学習するためにYouTubeを使っていたことです。あまりのクオリティの高さに驚愕したことを今でも覚えています。
そして、コロナで中止になった基本情報技術者試験を受け直すために勉強していた際、YouTubeでは基本情報技術者試験に関して、上にある動画のような「高クオリティ」「網羅性」の2つを兼ね備えているチャンネルが無いと気づきました。そこで「自分が作れば伸びるのでは?僕のようにITに苦労した人に有益ではないか?」という発想が降り注ぎ、YouTubeを作ることにしました。
3社目:デロイト(2022/7〜2024/3)
デロイトには「AIやデータの専門性を身に着ける」と息巻いて転職したものの、事前に聞いていた案件には入れず、システム開発(大炎上中)などキャリア志向と異なる案件に割り振られていました。これではデロイトに転職した意味がありません。かといって、既に2回の短期離職を行っていたので、これ以上の転職は流石に危険です。
そこで大学院に行くことにしました。どうせ行くなら海外が良いってことで、アメリカの大学院進学を決めます。YouTube収益のお陰で、奨学金を駆使すれば金銭的にも何とかなりそうでした。そこからは「デロイトの激務・YouTue活動・アメリカ大学院受験」という地獄を過ごしました。今思い出しても吐きそうです。
過度なストレスと疲労から生じた帯状疱疹・睡眠障害・自律神経失調症等の弊害を何とか乗り超え、結果だけ見ると何やかんや成功しました。デロイトでは昇格&昇給し、YouTubeは登録者が5万人以上増え、アメリカ大学院受験ではTOEFLという英語の試験で101点を取得したうえ、2つの名門大学に合格しました。
その間、デロイトでは複数プロジェクトを経験しましたが、自分が望む案件が回ってこなかったので、これ以上在籍していても意味は無いと考えて2024年3月に退職しました。
今後の予定
合格した2つの大学のうち、プログラムの内容から南カリフォルニア大学院のComputer Scienceプログラムに進学することにしました。ちなみに、もう1つ受かった大学はカリフォルニア大学サンディエゴ校のComputer Scienceです。2024年の8月に渡米し、そこから2年半かけて学んできます。
順風満帆とか才能・度胸があると言って頂けることも多いのですが、実際は要領が良いタイプでも無く、ネガティブ思考で根暗ビビリです。渡米したら非英語圏のクセに英語ペラペラかつ経歴華やかな天才(ついでにコミュ力お化け)ばかりで萎縮しまくりです。
そんな僕がこんなキャリアを歩んでいる唯一の理由は、圧倒的な努力量だと自負しています。才能は変えられませんが、行動量はいつでも誰でも変えることが出来るはずです。凡人キャリアからアメリカ名門大学に入るまでの経緯と努力を詳しく知りたいと思ってくださった方は、以下の記事をご覧頂けると幸いです!