【第25回】空き家目線で考えてみました
こんにちは。
紀北町地域おこし協力隊のガーシーこと、東谷です。
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(マガジン『私たち、紀北町地域おこし協力隊です。』)
空き家バンクの近況報告です。
今週は昨日今日と、2日連続で空き家の現地立会調査に行ってきました。公開までのお楽しみとして場所などの情報は言えませんが、一件は木造、もう一件は鉄筋コンクリート造の住宅でした。
木造の住宅は昭和50年代、鉄筋コンクリート造の住宅は昭和40年代に建てられたものですが、2件とも丁寧に使っていていました。
順調に行けば、1ヶ月後には情報公開できそうです。
空き家は、空き家になった経緯や所有者様の想いもあります。立会調査に行くたびに、経緯や想いを想像しながら調査しています。そんな調査の中では何となくではありますが、その家の歴史を感じることができるような気がしています。それは所有者様との会話の中からであったり、家そのものを調査している時であったりします。
そう考えると家は、その家族や住んでいた人たちとともに成長し、ともに生きてきたんだなぁと思います。人が住んでいない家はすぐに傷んでくるとはよく言いますが、まさにその通りだと実感します。そんな家を次の世代(住み手)に引き継いで住む、そして暮らしていくことは、その家にとってはとても幸せなことだと思います。逆に放置されている空き家はかわいそうだと思ってしまいます。住み手がいないまま朽ちていくだけ。。。
空き家バンク制度を空き家目線で言い換える?と、
”次の住み手を早く見つけてあげるお手伝い”
ということになるのでしょうか。
それは早ければ早いほどいいです。朽ちてからではその家がかわいそうだからです。解体するしかないという選択は、空き家にとっては最悪な選択です。すぐに住み手が見つかれば、解体しないですんだかもしれません。なぜなら、空き家になる前は人が住んでいたんですもの。
今後も空き家バンクの制度を使って空き家の早めの登録を促進し、たくさん情報をお届けし、そして、次の住み手が見つかるようにしていきたいと思います。そうすれば、空き家の利活用も自然と進んでいくと思います。
利活用が進んでいけば、町の人口も増え、活気にあふれた町になっていくことにもつながると思います。
いかがでしょうか。答えはいつ見つかるでしょうか。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もどうぞ、お楽しみに。
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