トワルドジュイ×亀田縞
kihoメンバーの伊藤です。
Toile de Jouy meets KAMEDAJIMA
フランスの伝統的テキスタイル × 日本の工芸的織物
かけあわせてつくる新しいもの
これが、kiho最初のプロジェクトのキャッチフレーズ。何かが始まりそうなワクワク感があって大好きです。
正直なことを言うと2020年6月までは私は亀田縞のことを知りませんでした。
コロナによる自粛の制限解除から間もなくしたとき、一人のお洒落なお姉さんが、上野桜木にある私のお店、生地屋「フレンチスタイルジュイ」にやってきました。それがTOKONUHA sewingさん(https://www.instagram.com/tokonuha_3ll/?hl=ja)です。他にお客様もいなかったうえ、TOKONOUHAさんのテンポの良い関西調のおしゃべりに引き込まれて、色々なジュイを見せながら結構しゃべりました。
作家さんであること、エプロンを作っていること、頼まれてエプロンを作ることになったものの、気に入ったストライプ生地がなくて探し回り、最終的に亀田縞にたどり着いたこと。
そのまま電車に乗って亀田縞の工場に乗り込んだら運よく見学させてもらい、それでもやっぱり希望の縞はなくてオリジナルの縞を作ってもらっていること。
いったい巷にどんなストライプがないのかと言えば、幅なのだそうです。狭い幅かものすごく広い幅かのどちらかしかなくて、自分が欲しい絶妙な幅のストライプがなかったと。
そんなにデザインに意見が持てるってかっこいいな、って、ちょっと惚れました。
そして、ちょうどフランスメーカーの人気ストライプ生地が廃盤になったこともありまして、「その工場ではフランスらしい色合いのストライプなんかは、作ってもらえないかなぁ」 と思いついたまんまが口から出たところ、
紹介しましょうか、と言っていただき、連絡先を交換。
他にお客さんがいたらそんなに話し込むこともなく、もしかすると一回きりの出会いだったかもしれません。本当に、タイミングって面白いですね。
そこからどういう風にしてプロジェクトが始まったのか。次回も引き続き、伊藤目線からお届けしていきたいと思います。
kihoホームページ:https://tokonuhameetsjouy.com/
ありがとうございます。原動力になります。