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【日仏オンライン対談】亀田縞×トワルドジュイ(前編)

こんにちは。kihoプロジェクトより、伊藤です。

12月1日より、Makuakeにてkihoのクラウドファンディングが開始となりました!
https://www.makuake.com/project/kiho

クラウドファンディング開始にあたり、まだまだ世間に認識されていない「トワルドジュイ」と「亀田縞」についてみなさまに広く知っていただきたい!ということで、それぞれに携わる方の対談をセッティングいたしました。

語っていただくのは、こちらの二人。

フランス在住16年、トワルドジュイ生地をメインで販売しているオンラインショップ「フレンチスタイルジュイ」のオーナー竹内・シャルロ・彩子と、亀田縞でエプロンやシャツ、キッチン小物を作っている作家のTOKONUHA sewing 松島敏子です。

日本時間21時、フランス時間13時。ZOOMにてつながせていただきましたよ。

それではお楽しみください!

-(竹内)こんばんは~
-(松島)初めまして~
(竹内)初めまして!さっそくですが、松島さん、亀田縞の魅力ってなんですか?
(松島)もともと新潟の農村で使われていた生地なのですが、農作業用ということで、軽くて丈夫。触り心地が良いということですね。
私はエプロンの制作に使っていますが、夏でも重くないので使い勝手が良いです。
シャツにしてももちろん着心地が良いですし、個人的には枕カバーにも使っています。長年愛用しているんですが、薄いのに全くへたれないです。
(竹内)薄いってどのくらいの薄さなんだろう?うちで販売しているフランスの無地生地よりも薄い?
 
(伊藤)うちで販売している生地だと「レディ・ディ」より薄くて「薄手コットン無地生地」よりすこーし厚いというか。
細い糸で、きめ細かく織られた平織りの滑らかさというよりも、少し凹凸はあってナチュラルな感じですね。
(松島)凹凸があるとはいっても、麻のようなざらついた感じではないんですよねぇ
    
(伊藤)そうですね。肌触りはとっても良いです。
(松島)立川織物さんも肌触りの良さを売りにして柔らかいストールを開発されてますもんね。
(竹内)なるほど~

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(松島)では、トワルドジュイの良さをお伺いできますか?
(竹内)トワルドジュイはヴェルサイユ近郊の村で発展したプリント生地ですが、まずは、人物・風景柄のデザインが特徴で、その一番の良さは、やっぱり、デザインに人物が入っていることで飽きないところですね。
物語を感じるというか、同じデザインを眺めていても色々な情景を思い浮かべられるので時間が経つごとに味わいが出てきて楽しめます。
 
植物柄や鳥のデザインは、元々インド更紗の流れを汲んでいるところがあるので、日本人にも受け入れやすいと思う。
どちらも絵画のように楽しめるのではないかなと思います。
    
(松島)確かに、セイランは、亀田縞の青田風と合わせてもピッタリでしたし、FacbookにUPしていた(※)床の間に置いたメザンジュのデザインなんか、和室にもピッタリあってましたよね~

(竹内)うんうん。

   (※編集注:伊藤が個人Facebookで下記画像をUPしていました。)

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(竹内)松島さんがトワルドジュイを好きになったきっかけはなんだったんですか?
(松島)雑誌にジュイのランチョンマットが載ってたんですけど、それがすごくかわいくて。
(竹内)どんなデザインのでしたか?
(松島)韓国のカフェの写真だったのですが、白地にブルーとかピンクとかの単色で人物・風景柄のデザインでした。
だから、もともと、トワルドジュイって白地に単色の人物・風景柄というイメージがあって、今回、植物柄とか鳥のデザインとかもあるんだ~って知って面白かったです!

その雑誌を見るまでは、「トワルドジュイ」という名前は知らなくて、なんとなくおフランスの昔っぽいデザインという認識はあったのですが、その雑誌の中では、花柄のお皿と合わせていたり、すごく今っぽくって、こういう風に取り入れても可愛いんだなって思ったんです。

(竹内)そうそう。ジュイとは認識していなくても、ロココ調のデザインは意外と見覚えはあるんですよね。そして、そうやって、もっと気軽に日常に使えるデザインなんですよね♪

ということで前編はここまで。
後編では、今回のプロジェクトと、それぞれの生地の未来について語っていただきます!

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