
最しん作 2023.08.22
クレヨンしんちゃんの最新作を観てきたよ。

なんと今回は3DCG。大丈夫かな……という不安もあったけど、予告を見る限りはあの顔の輪郭をうまいこと3D化できているのでは?というのが第一印象だった。
この間発売されてた「オラ夏」もいい感じに表現できてたし、その辺の知見が活きたのかな。
さて内容についてはネタバレありでサクッと話すのでご注意を。
▼感想
う~~~~~~~~~ん。
そんなにクレヨンしんちゃんの映画を観ているわけではないんだけど、自分的にはハマらなかったなあ。というのが正直な感想。
敵役のミツルにあまり感情移入できないというのもあるけど、なんか制作側が言いたいことを全面に押し出しすぎてる感が強くて、しんちゃんが添えられてる感じになってしまってる気がする。しんちゃんメインでこそクレしん映画なんじゃないか。いやクレしん映画そんなに観てないんだけどさ(二度目)
問題の殴り合いシーンも、そんな泥臭い解決法なんだ……となってしまった。泥臭いのが嫌いなわけじゃないんだけど、最後の最後でそれなんだ……という気持ち。そして結局のところ「頑張れ!」の精神論。そんなぁ……。
しんちゃんがミツルの友達……ではなく"仲間"なのも不思議だった。友達じゃダメだったのかしら。仲良くなったのが精神世界なのに過去に干渉したかのような描かれ方をしたけど、いったい何が起こったんだ。まあ超能力だからその辺はいいか。
一昨年のナゾメキ学園が面白かっただけに、比較しちゃうとなんだかなあという感じでした。笑えるところはいくらかあったんだけどね。
超能力に目覚めたしんちゃんを世界を救うためにどうこうしようとしている時にご飯食べようとするみさえは良かった。
原作となった漫画が無料で公開されてたので読んできたけど、普通に面白かった。どうしてこうなっちゃったんだ。