Heart Beats
お久しぶりです！きひろです。
X(旧Twitter)でも諸々情報が出ていますが、この度ノクスが新しくなりました！
ということで、新ノクス関連動画が3連発で公開。
▼ノクスの【バッテン×クッキング】
なんだったんだろうねこれ。
▼ノクスが『Heart Beats』を踊ってみた
ラジオでも話をしたけど、10年前からずっと踊りたいと思っていた曲・振付をようやくノクスの踊ってみたとして世に出すことができました。
思いの詰まった動画になったので、ぜひ見てもらえたら嬉しいです。
▼倉庫のラジオ
リニューアルの経緯、ノクス誕生について、今回の踊ってみたについて、などなど、ノクス尽くしのラジオなので、よかったら聞いてね。
以下、ラジオで話しそびれてしまったことを補記しようかなと思います。
まず、OFFFに向けた準備で修羅場の中、3日もかけてノクスリニューアルに関する動画を上げてくれたPありがとう。まさかラジオが1日で上がるとは。
そしてケモストのdasiさんことだっしーは、かなりの難題である「元々存在している着ぐるみのリニューアル」という依頼に、ロングスパンで付き合ってくれて、また、たくさんの注文を快く受け入れ、汲み取ってくれて、本当にありがとうございました。ノク子を経て、最終的なニューノクスの完成度はかなりのもので、だっしーにお願いをさせてもらえて本当に良かったです。
また、X上では肯定的なコメントやファンアートを多数いただき、ありがとうございます。感無量です。だっしーと一緒にずっと不安でしたが、新ノクスを概ね受け入れてもらえたのかなと一安心です。
ただ、やはり旧ノクスについてはもう少し深堀りしておきたいなと思ってこの記事を書いています。
ラジオの中で旧ノクス親衛隊代表のくずぎ先生が言ってくれたように、旧ノクスを名残惜しんでくれる声はゼロではありませんでした。リニューアルしておいて矛盾するようだけど、自分もそのうちの1人です。10年付き合ってきた我が子のようなものですからね。
もしかすると「変えなきゃ良かったのでは？」という意見もあるかもしれません。「新ノクス可愛い(旧ノクスも好きだったけど…)」というニュアンスのご意見もいただきました。動画のコメントを見ていても、旧ノクスを好きでいてくれる方がいらっしゃるんだなというのは実感しましたし、それはもちろんすごく嬉しいことです。10年前の拙い創作が、まさかここまで支持を得られるとは夢にも思っていなかったので、もう本当にありがとうございます。
それを踏まえたうえで、ラジオではお話しできなかった、リニューアルしたいと思い続けていたもうひとつの理由があります。
どちらかというと新ノクスを受け入れることに難儀している人向けに言い訳をさせてもらう感じです。
ぶっちゃけそんなに明るい話ではないし、あえて書くかどうかも迷ったのですが、今しか書く機会もないかなと思って一応残しておこうかなと。
これ以上は別に聞かなくていい！ラジオの内容で納得した！これから新ノクスよろしく！という方は特に読まなくてもいい内容かと思うので、ここで読み終わってもらえたらと思います。
これからもノクスをよろしくお願いします！
ではいきなり本題に入ります。倉庫のラジオを聞いている前提です。
ラジオでも少し触れましたが、旧ノクスについては、やはりどうしても自分が創作したものであり、完璧ではなかったというのがずっと心残りでした(完璧の定義は様々ですが、ここではひとつの創作物としての完成度として話しています)。
そもそも着ぐるみというものが、(あくまで自分の中では)踊ってみた活動をするにあたって人間の姿の代わりにケモノの姿になることを目的としている部分が大きく、出来の良さが割と重要になってくるわけです(今となってはその限りではありませんが)。そういう意味では旧ノクスはその目的を完全には達成できていると言えないなぁと感じていました。
誤解しないでほしいのは、あくまで作り込みに対する完成度や見た目に対して不足しているなあと感じたのであって、ノクスのことは大好きですし、むしろ世界で一番ノクスを愛しているのは自分だと自負しています。親バカなので。
しかしやはり技術的な面での力が及ばず、当初、完成したノクスについては身近な人たちからもリニューアルを推奨され、当然自分もリニューアルは必要だなと思いヘッドシェルの制作に取りかかっていたわけです(8年放置したけど)。
ということで、自分の作った着ぐるみに自信が持てない、というある種のコンプレックスを感じていました。そしてそれが着ぐるみ活動に時折ブレーキを掛けてしまっていることが問題だとも思うようになります。
たとえばイベントなんかで何体かキャラが集まっているところに通りがかったとき、「一緒に混ざって写真を撮りたい」と思うと同時に、「自分(の作った着ぐるみなんか)が入っていいのかな…」という気持ちがどこかに生まれるのです。最近では好きだと言ってくれる人が増えて自信にも繋がってきたけど、それでもやはり心の片隅に芽生えてしまう。
なんだかそれはノクスを好きだと言ってくれる人にも、ノクスにも申し訳ないなと思って。
口のパカパカも、意図してたものではなくて本来は直さなきゃいけない部分なのだけど、それが逆に面白ポイントとして受けていたり、愛嬌として長所になったりして、あれ、これもしかして直さなくてもやっていけるのか？とリニューアルすることに疑問を抱くことにもなりました。
ただそれでも、いくら周りが可愛いと言ってくれたり、好きだと言ってくれていても、どうしても心のどこかで「本当に…？」という気持ちが拭えず、さっきの写真の話のように遠慮がちになるところがあったんですよね。
このままじゃダメだよなと思いつつ決断を先延ばしにしていたところ、ラジオで話した経緯に繋がっていき、ケモストさんにリニューアルをお願いするというひとつの結論に辿り着きました。
ケモスト製ノクスであれば、今以上に勇気を出して行動できるんじゃないかなと、自信を持ってノクスを駆り出せるのではないかなと、何よりそれがノクスのためになるんじゃないかと思いました。
もちろん、旧ノクスとお別れすることになることは寂しいですし、体育館メンバー内にも、応援してくれている人の中にも、そう思ってくれる人がいるのは分かっています。自分が旧ノクスを名残惜しむのは親バカだからまあ当然そうだよなって思うんですけど、周りの人たちから結構旧ノクスを惜しんでくれる声が聞こえるのが、実際本当に意外で。嬉しいんですけどね。ほんとありがとう。
でも、だからこそノクスを自分の気持ちの弱さから解放させて、もっといろんなことをさせてあげたい、好きだと言ってくれた人を疑いたくない、そう思う気持ちが強くなったという感じです。
今後いろんなことに対して一歩を踏み出すために、新ノクスと一緒にこれから頑張っていきたいと思うので、ぜひとも応援してくれたら嬉しいです。
旧ノクスをなかったことにするなんてことはないし、触れちゃダメなんてこともないし、なんなら、旧の方が良かった～って言ってくれてもいいです。全部ノクスなので。むしろ旧ノクスの写真を上げていただくことはとても嬉しいし、昔の動画とかもぜひいっぱい見てやってください。
自分は、新ノクスも好きになってもらえたらいいなと願いながらこれから活動していくのみです。
ぼくはまだ旧ノクスへの思い入れが強いけど、旧が好きだった気持ちと、新を応援する気持ちは同居しててもいいのだ🫶
— 葛ノ木 (@kuzugitsune) May 7, 2024
ありがとうくずぎちゃん。
まとまったようなまとまってないような文章でした。
モヤモヤした気持ちが少しでも晴れてくれたなら良いのですが(Heart Beats歌詞より)。
これからもどうぞよろしくお願いします。