親へのプレゼント
両親は健在でありがたいが、二人は生活が全く合わない。
父は旅行やイベントが大好きで派手にお金を使うタイプ。貯金の概念がない。
母は出歩くことが嫌いではないが、自宅のQOLを確保したいタイプ。
イベントよりも毎日の生活に良いものを使いたい人。
なので、しょっちゅうお金の使い方でもめている。
私はイベントにも心地よく暮らすことにも執着がなく、
意見を聞かれても、どっちでもいいと主体性のない回答しかしないので、今では聞かれない。
先日、母に頼まれて父にわりと高いパジャマを送った。
私は両親のことはよく理解できないけれど、老年の服には肌触りのよいものがいいのではと想像はできる。
なぜ母が購入しないのかといえば、父はケチなのでまだ着れるからとボロボロになっても更新しないが、娘からの贈り物は(比較的)受け取るからです。
ちなみに私のパジャマの2倍の金額だったりする。
おそらく明日到着するのだろうが、父が何と言ってくるのか非常に楽しみ。
きっと、金の無駄遣いをして!と文句を言ってくるだろう。
身の回りに費用をかけるのが嫌で、その金で一杯飲みに行きたいんだと思う。
知らんし。
ヨレヨレのパジャマじゃなくて、シュッとしたやつ着たらええし。
そして母にも、何かほしいものはないの?と確認したところ、ニトリのこたつテーブルが欲しいらしい。
父に聞けば必ず反対するだろうから、先に贈り物(パジャマ)を押し付けてしまう作戦にした。
父は異様に気の回るわがままな人なので、私のつたない作戦にすぐ気が付くと思うが。
両親には機嫌よく暮らしてほしいと常々思っている。
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